~フジバカマとアサギマダラ~
天然貝がほとんど手に入らなくなったことは、先日拙ブログにも書きました。
そこでヤイリギターさんが注目したのが「和紙」
私としては、とことん天然貝にこだわったギターを世に送り出したいのですが、一方で和紙でどこまでできるのかにも興味がありました。
パーフリングだけでなく、ピックガードやヘッドにも和紙を利用できないだろうか? と私。
オリジナルのデザインが可能だといいます。
では、これでどうでしょうか
「フジバカマとアサギマダラ」
チャレンジしてみます!
何度かやり取りして、デザインが決まりました。
イメージはこんな感じ。
ピックガードと
ヘッドです。
ヘッドがヤイリギターの小池健司さんのところに届いたようです。
6弦ギターなので、ペグを差し込む穴が6つ必要ですが…
穴がアサギマダラを避けて絶妙に配置されていました。
お見事!
私は実物をまだ見ていないし画像ではよくわからないのですが…
どうやら蝶の細部にまでこだわったすごい作品のようです。
製作は IZ-Works さん。
Facebookで、7月17日、7月10日、6月18日の三回にわたって、今回私がヤイリギターさん経由で依頼した和紙のデザインが投稿されています。
ご興味のある方は、リンクを貼りましたのでご覧ください。作品の詳細をご覧いただけます。
https://www.facebook.com/profile.php?id=61565424504827
ギターは現在塗装中で、ブリッジを制作中。
来月中には弦がかかるでしょう。
このギターが、新しいギター制作の可能性の第一歩になることを期待しています。
ということで、和紙でここまでできるということがわかりました。
ならば、私としてはさらに想像が膨らみます。
今考えているのは…まだ企業秘密ですが…
ギターの世界に和紙で秋田を描けないだろうか…。
じっくり構想を練りたいです。