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2025年7月16日水曜日

クマのリスク高まる

 ~ヤマユリが咲いていた~



 久しぶりの雨です。まさしく恵みの雨!



 ヤマユリが咲いていました。



 ねむの木の花も



 今日は35度の予報。

 畑の水やりだけで2時間ほどかかります。



 事前にケートラを畑の近くに寄せ、爆竹を鳴らし、ポケットにはクマよけスプレーを入れ、あたりを注意深く見ながらの作業…。



 なぜこんなことまでして…。と思いますが、



 ①わが農園の第2果樹園で、マルベリーやブルーベリーが被害を受けた。



 ②近くの町内でクマが目撃されたと有線で注意喚起の放送があった。後で状況を知る人から聞くと、クマが直立して両前足を家の壁にかけて中の様子を窺っている様子だったとのこと。しかも日中での出来事。



 ③お隣の名犬ラッキー君が深夜2時頃にやたら吠えるので、お隣さんが様子を見たら家の向の道路のカーブミラーのところにクマがいた。私の自宅の庭からも十数メートルの距離。



 ④今年のブナは、農園がクマに荒らされた2年前と同様大凶作だそうです。2年前に被害があったのは9月以降ですが、今はまだ7月。



 ⑤クマはすでに無花果やポポーの味を覚えていて、わが農園に来れば食べ物があることは学習している。



 こんな状況では、無防備に水やりなどできませんよ。



 鉢上げした無花果は第2果樹園に植え、



 無花果・マルベリー・ポポー・ピンクレモネードの4本柱で特産品作りに利用したいと思っていたのですが…


 クマが捕獲されるまでは、安心して農業に従事できません。



 ブルーベリーの実は、第2果樹園は断念し、小屋のそばに植えてある35本だけからの収穫に限定。



 農園の将来像が見えなくなりました。






2025年7月14日月曜日

すったげニンニク収穫

 ~クマのリスクをできるだけ回避する~



 クマになめられてたまるか…などとは決して言いません。


 話の分かる相手ではないし、最近のクマのニュースを見るとぞっとします。


 万が一クマに襲われた場合、仕事やゴルフは二度と出来なくなるかもしれないし、ギターも弾けないしブログも書けないかもしれません。


 リスクは可能な限り回避し、回避できない場合はやらない!


 越山農園リスクマネジメントなのです。


 ということでニンニク…。

 越山農園のブランド「すったげニンニク」です。


 ところが…今年のニンニクは、クマエリアに一番近いところに植えてあります。


 必死にニンニクを引っこ抜く作業に集中していると、クマが近くに来ても気が付かないでしょう。


 どうする?


 ご近所のKさんが、乗用草刈機で畑の周りを走って草を刈ってくれるようです。


 「明日の朝、6時から乗用やるす!」とKさん。


 「んだすか!助かるにゃんこ(そうですか!ではでは…私はニンニクを収穫します」と私。


 爆竹も使用し、無事収穫することができました。

 なぜかニンニクは毎年出来がいいのです。



 堆肥研究家が手作業でニンニクのひげを切り落とし、均等に長さを調整して束にして、家軒下に吊るします。



 いつもの光景です。



 収穫したてのニンニクは、素揚げにして塩コショウを振りかけて食べるとビールのつまみにピッタリ!


 ニンニク農家の特権なのです。







2025年7月9日水曜日

無花果の挿し木ー鉢上げ

 ~とりあえず18本~


 腰の状態が少しづつですがよくなり、ようやく前かがみの姿勢をとることができるようになりました。


 ということは…ゴルフのアドレスを取ることができるということ。


 後は腰に負担をかけないように固定し、右肩主導で肩を大きく回してスイングアークを大きくとり、いつもよりボールを少~~し長く見てゆっくり振る!


 腰が悪い分、シャフトの硬さは少し柔らかめがいいでしょうか…。



 さて無花果の挿し木の鉢上げをやらなければなりません。


 モノタロウに鉢を注文したのですが、届くのを待つ間とりあえず手元に保管してあった18個の鉢を利用します。



 6号のスリット鉢がちょうどいいそうで、大きすぎる鉢は水はけが悪く枯れるリスクが高くなるようですが、水の管理をしっかりやって大きく育てるのです。



 いい苗木になったにゃんこ。




 第2果樹園マルベリーはクマに引き裂かれて



 あちこちこんな感じですが…



 


 あきらめのわるい性格なので…


 やれることだけはやってみましょう。






2025年7月7日月曜日

第2果樹園閉鎖!

 ~ブルーベリー園が荒らされる~


 三日前、腰を傷めて農作業ができない私は、ブルーベリーを収穫。

 約2千個収穫できました。


 気をよくして「今日は3千個だぁ~」と意気込んで出かけてみてびっくり。


 第2果樹園に植えてあるブルーベリーの枝が何本も折られ、地面には無数のブルーベリーの実が散乱していました。


 なにこれ…?

 言葉も出ません。


 ムクドリかカラスにやられた可能性も考えました、こんな荒らし方はしないはず…。


 ご近所の方から第2果樹園近くでのクマの目撃情報を入手したので、再び役場に連絡。


 夕方役場の方と第2果樹園に様子を見に行ってみると、ブルーベリー区画の入り口付近に大きなクマの糞が…


 今朝はなかった新しい糞です。

 ということは…クマは日中に来てる!!


 まるで自分の縄張りを主張しているように見えます。

 朝大量に散乱していたブルーベリーの実は、かなり量が減っていました。


 クマは自分の食糧だと思ってるものに人が近づくと襲ってくるそうですね。


 よく見渡すと、マルベリーの樹の被害も拡大しています。


 第2果樹園には無花果も15本植えていて、今年あたりから収穫を見込んでいたのですが…


 これではとても無理!


 クマが捕獲されるまでは、第2果樹園は閉鎖するしかないでしょう。


 もう…本業に専念したほうがいいかも。






2025年7月5日土曜日

ヤマアジサイ

 ~道行く人も楽しんで~



 自分だけでなく道行く人にも楽しんでもらおうと、第2果樹園の道路沿いに植えたガマズミヤマアジサイ


 ガマズミの花はすでに散り落ち、ヤマアジサイが咲き始めました。



 もう7月…季節が徐々に進んでいきます。


 青と



 白



 対比がいいですね。



 随分大きくなりました。


 来週にはヤマボウシが届きます。

 裏庭に植えてもらう予定。


 腰がまだ痛いので、ニンニクの収穫や畑の草むしりはできません。


 でも…この挿し木で作った無花果の苗木



 そろそろ鉢上げしたほうがいいんじゃないの?



 もう限界だにゃんこよ。



 ハナちゃん、そうだね。

 そろそろやりますか。



 いっぱいあるんだけど…。






2025年7月4日金曜日

マルベリーの樹へし折られる!

 ~早くもクマの被害~


 腰を傷めてまだ農作業やゴルフは出来ないのですが、マルベリーの収穫くらいはできるかも…と思って第2果樹園のマルベリー園へ行ってみると…


 マルベリーの樹が根本付近からへし折られていました。


 10日ほど前、マルベリー園とピンクレモネード区画の境目辺りに大きなクマの糞がありました。


 第2果樹園は道路に面しており見晴らしもよく車も通るので、クマのリスクは低いはずと思っていたのですが、


 クマはここにも来ている!


 役場の産業課に連絡するとすぐに3人来てくれました。


 やられたマルベリーの樹のあたりを注意深く観察すると、さらにクマの糞が二つ見つかりました。


 1つは町内の公民館のすぐ近く。


 また最初に発見した樹から少し離れたところにも、へし折られたマルベリーの樹を発見!


 全体を確認したわけではないのでどれだけ被害があるかわかりませんが、精神的なダメージはかなり大きいです。


 2年前にもクマの被害があり、無花果の樹7本がへし折られ、栗の木はぺしゃんこになぎ倒され、ブドウと柿はひとつ残らず食われ、ポポーまで食い荒らされたのですが、被害があったのは9月に入ってから。


 今年はまだ7月に入ったばかり。


 この先延々と、クマに襲われるかもしれないとおびえながら農作業を行うことはできません。


 クマのおりを仕掛けているそうなので、捕獲されるまで当面農作業は中止。


 「比較的クマのリスクが少ないと思われる第2果樹園に、無花果を植え直そう」という農園のリニューアル計画は…


 とりあえず保留なのです。





2025年7月2日水曜日

クマ対策

 ~藪を撤去する~



 私が行う農作業は、堆肥運びや強靭な草の撤去作業など、申し訳なくて他の人に頼めないような重労働が多いのです。


 しかもやらなければならない作業量が多いので、いったんやり始めるとほとんど休みを取らず長時間作業を続けるため、体にかなりの負荷がかかります。


 左足の膝に続いてとうとう腰がだめになってしまいました。


 椿台CCで食事後、レストランの椅子からなかなか立ち上がれなかったのですが、後半のさつきコースを無理して回り、バーディー2個とったけど…。


 翌日前かがみになって顔を洗ったり靴下をはいたりがなかなかできません。トイレも大変…足もしびれます。


 来週仕事で山形大学まで行かなければならず、片道約6時間座っての移動と3~4時間の会議とその後懇親会があるのですが、大丈夫だろうか?


 しばらく静養して様子を見ましょうか。



 私が住んでいる町では、最近クマの出没件数がかなり増えています。


 学校、集会場、野球場、公園…毎日のようにクマの目撃情報と注意喚起が有線放送で流れてきます。


 ちょっと異常ですね。しかも我が農園から近い。

 これでは一人で農作業はとてもできません。


 私も先日、クマとの突然のはちあわせを避けるため、農園の周辺の藪をバックホーで撤去したのですが、やれることはもうありません。


 玉ねぎはすでに収穫が終わり



 吊るす作業も終了。



 もとりあえず梅シロップを作る分500個だけ収穫したのですが、



 ここへきてクマのリスクが高くなったため、ニンニクなどの収穫できずにいます。

 

 ジューンベリーはもう諦めました。


 スグリはまだ収穫時期ではないようですけど…。



 私は当面…農作業はできないので…

 情けないです。