~ギターとして生きよ!~
今の私にとって、仕事の次に大事なのは、ギターの創作。
小学生の頃、将棋盤の目が描かれた和紙で将棋を指してよく遊んでいました。
でも、木で出来た将棋盤の上に駒を置くときの、あの
「パチリ!」
という音…いいですね。
最も優れた将棋盤は、「榧(かや)の木」で出来ているそうですよ。
榧の木は成長が遅く、木目がぎっしり詰まっていてとても美しく、将棋盤や碁盤になるには、300年くらの年月が必要なのです。
「パチリ!」
その榧の木でギターを創ったら、さぞかしいい音がするだろうと思ったのですね。
これ、榧の木です。
ギター用のトップ材。
とても良質な材です。
榧は貴重な材なので、小振りなサイズしか出来ないだろうな…と思っていたのですが…
なんと!
アコースティックギターでは最も大きいサイズの、「ドレッドノート」タイプが創れるサイズのものです。
もともとは将棋盤用に用いるためのものを、ギター材にしたそうです。
伐採されてしまい、かわいそうではありますが…
ギターとして生まれ変わって生きていってください。