~ちらつく撤退~
今朝、いつものように台所の窓から柿の木を眺めました。
日に日に柿の実が少なくなっていたのですが、今朝見たら残り1個でした。
様子がおかしい…というより…木肌の色がおかしいことに気が付きました。
カメラのレンズを通じてみると、一面クマのひっかき傷ですね。折れた枝も散乱しています。
昨日は、こんなことはなかったのに。
町役場に電話すると、担当の方が来てくれました。
「これ…クマのフンですね…」
「クマのフン!」
我が神聖なる農園に…うんこをしたと…しかも後片づけもしないで…
許せん!
このクマのフンは、春先に竹林の中で見かけたものと同様のものです。
すでに春から竹林に来ていたのだ。
9月下旬の、栗の木がなぎ倒されていた光景は、背筋が凍りつくようなものでしたが、農園の一番端なので、自宅からは遠く離れていました。
私のドライバーのナイスショットでも、到底届かない距離です。
一方柿の木は、自宅からわずか20ヤードくらい。
車庫からは、私のパーパットでも、3回に1回…いや5回に1回は入るくらいの距離。
危険すぎる!
この柿の木は、自宅のそばにあるのですが、エスペランス村のシンボルツリーです。
移住当初、背丈ほどもある葦に覆われていたのを
私が刈り払い機で突入し、
最後は堆肥研究家が手鎌で刈り取ったのでした。
こんなに生長した柿の木が…