~始まらない「こも囲い」~
秋田大学の次期学長候補者が、南谷さんに決まりました。
私の大学での任期4年も、残りあと約9か月。
南谷さんには大変お世話になったので、非常勤ですが、残りの任期頑張ります!
昨日の朝、窓を開けてみると一面の雪景色。
「タロ君の庭」もまるで水墨画のようです。
今日も雪…
仕事の山に覆われてしまい、農園までたどり着けず、こも囲いができません。
ピンクレモネードは、ノーザンハイブッシュ系のブルーベリーではないので、寒さに弱く、こも囲いは必須です。
無花果の幼木は、一昨年植えた苗が寒さに強いだろうということで、こもを巻きませんでした。
その結果、野兎に芽は食べられ、主幹は生皮を剥がされるように削り取られて、結局十数本ダメになってしまいました。
越山農園の帳簿上の、「育成仮勘定」の除却損を計上するのを失念していました…私としたことが…
(軒下の盆栽たち)
「同じ失敗は繰り返さない!」というのが、わが農園の鉄則なのですがね。
無花果の幼木は、夏に水やりをしながら数えたら、73本ありました…
これがやられたら、わが農園の将来キャッシュフローの見積額が大幅に低下
→減損損失の計上…繰延税金資産の取崩し…
農園のゴーイング・コンサーンに影響が出てきます…。
越山農園の決算書に、「継続企業の前提に疑義あり」という注記が必要になるだろうか…。
あ……専門用語でした。
今年の1月~2月は、氷点下8~9℃という日が何日も続き、秋田に来て以来経験したことのないような寒さに見舞われました。
7月は豪雨災害…倒木で、無花果の成木が3本ダメになりました。
その後は40日くらい雨が降らず、経験したことのないような日照り
名古屋よりも気温が高い猛暑の日々が続きました。
秋にはクマの被害で、その上豪雪となれば…
秋田はいったいどうなってしまうのか…。
秋田への移住者が減り、転出者が増えてしまうのでは…
人口減少問題は…
悩みは深い!
とても心配です。