~名前は「ディープ・パープル」~
この町に住んでいる越麻呂とかいう公認会計士(私のことですが)のアドバイスにより、本日マルベリーが、羽後麦酒さんに向けて出発しました。
マルベリービール(正確には発泡酒)の製造は、おそらく秋田県内では初めてでしょう。
マルベリーは、スーパーフードとして全国的には有名ですが、秋田県内で知っている人は少ないようです。
以前拙ブログにも書いたと思いますが、マルベリーはポリフェノールの一種であるアントシアニンを豊富に含んでいて、とても栄養価が高く健康にいいのです。
今年の6月下旬、仕事の合間に頑張ってマルベリーを収穫しました。
大きなボウルに山盛りいっぱいで約700個くらいになります。
(画像は発泡スチロールですけど…)
これを夕食後、夜中の11時ころまでかけて、軸というか芯というか中の柄を引っこ抜き、実だけにします。
700個で約2キロになりました。
今回送ったのは、中の実だけで22キロ。
約8千個分に相当します。汗と涙と努力と寝不足の結晶なのです。
マルベリーはまだ半分ほど残っているのですが、これはスムージーにするつもり。
収穫時期が、私は仕事と重なり、堆肥研究家はニンニク1,500個と玉ねぎの収穫時期に重なったため、収穫できたのは生った実の10分の1にもならないでしょう。
来年に向けての反省点です。
マルベリーは色素が強く、収穫後手を洗っても、色がなかなか取れません。
おそらくビールの色はきれいな紫色になるのではないかと想像しています。
そして名前は…ディープ・パープルです。
ディープ・パープルと言えばハードロックの王者。
高田馬場に住んでいたころ、武道館で行われたコンサートを聴きに行きました。
リッチー・ブラックモアはすでに脱退し、ギターはトミー・ボーリンでした。
ボーカルはイアン・ギランが脱退し、デビット・カヴァーディル。
武道館の帰り道で思ったことを、いまだに覚えています。
「60代になっても、ハードロックを聴いていたい!」
そして現在。
毎年ゴルフができない冬になるとレーザーディスク(古いなぁ)を取り出し、ディープ・パープルの当時の映像を見ながら、熱くなっているのです。
ハイウェイ・スター、チャイルド・イン・タイム、スモーク・オンザ・ウオーター、紫の炎…。
ディープ・パープルが…ビールになってしまうとは…。
当時は想像もしていませんでした。