~「ける」のはいいらしい~
ニンニク…植えていませんでした。
3日の祝日と土日を利用して、やっとニンニク約1,500個分を植え終わりました。
3日は土砂降りの雨。
ずぶぬれでしたが、充実感たっぷり!
ニンニク区画に全面的に新たに堆肥を敷き詰め、越山農園方式の高い畝を立てます。
堆肥はダンプ3台分くらいは投入しましたかな。
大量の堆肥と雨で、耕運機の車輪が埋まって大変でしたけどね。
でも、「みんな大好き!越麻呂のすったげ黒ニンニク(ちょっと長いですか)」をもらって喜ぶみんなの顔を思い浮かべながら…
渾身の力で…頑張りましたよ。
気が付いたら…きれいな虹がかかっていました。
リッチーブラックモアを思い出したのでした(若い人達は、知らないだろうなぁ)。
さて、羽後麦酒さんに送ったビール用の無花果。
早速仕込みが始まったようです。
問題は…酒税法。
お酒を販売するというのは、かなりハードルが高いのです。
もちろん私には酒販免許がありません。
どうするのよ!
自分なりにいろいろ販売のアイディアを考えました。
でも法律の壁があり、なかなかクリアできません。
販売できない場合…自分で全部飲むしか…タラ~~リ…汗。
え~~い!300本くらい…自分で飲んじゃいましょう…と、思ったのですが…。
「けるのはなんとだすか?(人に無償であげるのはどうなんでしょうか?」
(※「ける」というのは「蹴る」ではなく、秋田弁でいうところの「人に無償であげる」という意味。)
と尋ねたところ、どうやら「ける」のはいいそうです。
「んだすか!(そうですか!)」
秋田に移住してきて9年目に突入。
当初自分でも考えられないくらい、仕事も農園も極めて順調に推移してきました。
今回は販売できないので、お世話になった皆様方に、お礼の意味を込めて何本かお配りすることにしましょう。
12月中旬には、マルベリービールも仕込む予定で、合わせて600本作ります。
でも、これだけで満足するわけにはいきませんね。
秋田県のHPを見ても、県は農業の六次産業化を推進しています。
この際、「酒販免許」と「酒の卸の免許」も自力で取ってしまえば…道は開けるのですが…。
公認会計士や税理士が、酒販免許や卸の免許を取ったなどと聞いたことないしなぁ。
忙しいけど…ここまで来たら…行けるところまでやってみますか。
10年後、吉田拓郎さんみたいに
「あ~面白かった!」
と言えるように。