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2022年11月8日火曜日

酒税法の壁

 ~「ける」のはいいらしい~



 ニンニク…植えていませんでした。


 3日の祝日と土日を利用して、やっとニンニク約1,500個分を植え終わりました。



 3日は土砂降りの雨。

 ずぶぬれでしたが、充実感たっぷり!

 


 ニンニク区画に全面的に新たに堆肥を敷き詰め、越山農園方式の高い畝を立てます。

 

 堆肥はダンプ3台分くらいは投入しましたかな。

 大量の堆肥と雨で、耕運機の車輪が埋まって大変でしたけどね。



 でも、「みんな大好き!越麻呂のすったげ黒ニンニク(ちょっと長いですか)」をもらって喜ぶみんなの顔を思い浮かべながら…


 渾身の力で…頑張りましたよ。


 気が付いたら…きれいな虹がかかっていました。



 リッチーブラックモアを思い出したのでした(若い人達は、知らないだろうなぁ)。



 さて、羽後麦酒さんに送ったビール用の無花果

 早速仕込みが始まったようです。



 12月初めにはできる予定です。

 問題は…酒税法


 お酒を販売するというのは、かなりハードルが高いのです。

 もちろん私には酒販免許がありません。


 どうするのよ!



 自分なりにいろいろ販売のアイディアを考えました。

 でも法律の壁があり、なかなかクリアできません。


 販売できない場合…自分で全部飲むしか…タラ~~リ…汗。


 え~~い!300本くらい…自分で飲んじゃいましょう…と、思ったのですが…。


 「けるのはなんとだすか?(人に無償であげるのはどうなんでしょうか?」


 (※「ける」というのは「蹴る」ではなく、秋田弁でいうところの「人に無償であげる」という意味。)


 と尋ねたところ、どうやら「ける」のはいいそうです。


 「んだすか!(そうですか!)」




 秋田に移住してきて9年目に突入。

 当初自分でも考えられないくらい、仕事も農園も極めて順調に推移してきました。


 今回は販売できないので、お世話になった皆様方に、お礼の意味を込めて何本かお配りすることにしましょう。


 12月中旬には、マルベリービールも仕込む予定で、合わせて600本作ります。


 でも、これだけで満足するわけにはいきませんね。


 秋田県のHPを見ても、県は農業の六次産業化を推進しています。


 この際、「酒販免許」「酒の卸の免許」も自力で取ってしまえば…道は開けるのですが…。


 公認会計士や税理士が、酒販免許や卸の免許を取ったなどと聞いたことないしなぁ。


 忙しいけど…ここまで来たら…行けるところまでやってみますか。


 10年後、吉田拓郎さんみたいに


 「あ~面白かった!」


 と言えるように。