~六角形のメキシコアワビ貝~
仕事の守備範囲を広げすぎましたかね。
本業の会計監査にアドバイザリーサービス、それに税務や経営評価、そして昨年からは業務監査が加わりました…株式上場や事業承継、株価算定だって…話があれば…。
そして今年。
わが40年間に及ぶ職業会計人人生において、やったことのない仕事の話がありました。
でもよく考えてみると、普通の税理士事務所であれば、当たり前のようにやっている仕事です。
優秀な税理士(弟のことですが)にお願いしました!
目が悪くてもう細かい入力作業ができないので、今後はこういったケースが増えるでしょう。
本来の守備範囲の仕事に、我が社の「経営資源」を集中しなければ…そして秋田を代表する企業の一つでも、さらにクライアント先に加えたいものだ…などど考えているのです。
そういえば一昨日、私の定位置に、極めて素直な球が飛んできました。もちろんしっかり受け取りましたよ。
仕事がなかなか進まないので、気分転換に雑誌でも。
2006年2月発行の「ジャパン ビンテージ アコースティック」という雑誌に、「K.ヤイリの匠」というテーマの特集がありました。
その中にこういったヘッドのギターが掲載されています。
このヘッドの素材、なんでしょうね?…ヘキサゴンですと?…ずいぶん派手ですな。
ヘキサゴン!
わが人生で初めて耳にしました。
「六角形」という意味だそうですね。六角形のメキシコアワビ貝を重ね合わせて張り付けたものだそうです。
このギター1980年製だそうですが、今でもこんなヘッド、できるんだろうか?
そもそもこんな貝の在庫があるのだろうか?
えっ!…「今でもできます」って!
一方この画像。
これは2003年7月、名古屋鉄道の友人と初めてヤイリギターの工場を見学した際のものです。クラシックギターのサウンドホール周りの飾りだそうです。
素材は何でしょう?…木象嵌ですか。
かなり細かい象嵌ですが、これを貝で掘ることはできるのだろうか?
えっ!…「やってみます」って?
できるんだ。