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2020年2月1日土曜日

設計図

~現場に落とし込む~


 ここのところ専門的な話ばかりでしたので、果樹園の話に戻します。

 
 (冒頭の写真は、今朝撮影したもの。雪が全くありません。)


 昨年の7月に2,700坪の農地を購入して以来、ずっと頭の中で設計図を描いていました。雪がないので、現場に落とし込んでいきます。


 まずは敷地の真ん中に道路を。



 乗用車2台がすれちがうことのできる広さにしました。


 当面ここに完熟馬糞堆肥を置いておきます。ダンプ1台分がとりあえず到着しました。



 果樹を植えるのに50トンくらい準備するつもりです(それでも足りないかも)。


 そして建物の敷地分。白いロープで囲んでいます(風で歪んじゃった)。


 将来加工場を立てるか販売所にするか、あるいは休憩所にするか駐車場にするかはまだ決めていませんが、200坪くらいは空けておきます。


 残りの敷地に果樹を植えるのですが、実際に植える場所にイボダケを差し込んでいきます。


 用意したのは使い古しの130本。正式に植える際は、2メートルほどの新しいのを用意します。


 130本の内訳は、「マルベリー120本」「クルミ10本」。ペカンも植えようと思いましたが、いつも苗を購入している業者では取り扱っていませんでした。


 クルミは「菓子クルミ」です。時間を買うために、3年物にしました…高かったですけど…。

 菓子クルミはクルミにしては柔らかいので、殻から実をとるのは簡単だそうですよ。


 クルミの樹は水際を好むそうですね。実は敷地を降りていくと、沢があり、水が流れているのです。


 きれいな水で、せせらぎの音が聞こえてきます。いつかきれいに整備しましょう。

 クルミは沢に沿って10本植えることにします。


 一方マルベリーです。真ん中の道路を挟んで両方に植えていきます。


 昨年、弘前の「森の中の果樹園」を訪れたのですが、立派なマルベリーが何本もありました。樹と樹の間隔を歩測すると、7歩でした。


 同じように7歩の間隔でイボダケを差し込んでいきます。乗用草刈機が余裕をもって通れるスペースがあります。


 右側と


 左側に…と。



 なんと、驚いたことにピッタリ130本。


 完璧な設計図でした!