~現場に落とし込む~
ここのところ専門的な話ばかりでしたので、果樹園の話に戻します。
(冒頭の写真は、今朝撮影したもの。雪が全くありません。)
昨年の7月に2,700坪の農地を購入して以来、ずっと頭の中で設計図を描いていました。雪がないので、現場に落とし込んでいきます。
まずは敷地の真ん中に道路を。
乗用車2台がすれちがうことのできる広さにしました。
当面ここに完熟馬糞堆肥を置いておきます。ダンプ1台分がとりあえず到着しました。
果樹を植えるのに50トンくらい準備するつもりです(それでも足りないかも)。
そして建物の敷地分。白いロープで囲んでいます(風で歪んじゃった)。
将来加工場を立てるか販売所にするか、あるいは休憩所にするか駐車場にするかはまだ決めていませんが、200坪くらいは空けておきます。
残りの敷地に果樹を植えるのですが、実際に植える場所にイボダケを差し込んでいきます。
用意したのは使い古しの130本。正式に植える際は、2メートルほどの新しいのを用意します。
130本の内訳は、「マルベリー120本」に「クルミ10本」。ペカンも植えようと思いましたが、いつも苗を購入している業者では取り扱っていませんでした。
クルミは「菓子クルミ」です。時間を買うために、3年物にしました…高かったですけど…。
菓子クルミはクルミにしては柔らかいので、殻から実をとるのは簡単だそうですよ。
クルミの樹は水際を好むそうですね。実は敷地を降りていくと、沢があり、水が流れているのです。
きれいな水で、せせらぎの音が聞こえてきます。いつかきれいに整備しましょう。
クルミは沢に沿って10本植えることにします。
一方マルベリーです。真ん中の道路を挟んで両方に植えていきます。
昨年、弘前の「森の中の果樹園」を訪れたのですが、立派なマルベリーが何本もありました。樹と樹の間隔を歩測すると、7歩でした。
同じように7歩の間隔でイボダケを差し込んでいきます。乗用草刈機が余裕をもって通れるスペースがあります。
右側と
左側に…と。
なんと、驚いたことにピッタリ130本。
完璧な設計図でした!