朝食をとった後仕事で自分の部屋にこもり、コーヒーを飲みながら窓の外を眺めていると、目の前をヒュンヒュンと鳥が飛んでいきます。
どこへ行くのだろうかとみていると、柿の木でした。
どうやらツグミのようですね。
東京や名古屋に住んでいるときは、鳥といってもカラスを見かけるくらいで、スズメさえもほとんど見かけませんでした。
もともと自分自身、知っている鳥の名は恥ずかしいくらい少ないのですが、最近はいろいろ覚えてきましたよ。
秋田ではいろんな鳥を見かけます。
移住した当初は仮住まいでしたが、近くの堤は冬になると白鳥の大群であふれていました。
私は珍しくて喜んだのですが、白鳥が来るとまた冬が来るといって、地元の人は少しくらい表情になったのが印象的でした。
エスペランサ村に移った最初の春は、雉を頻繁に見かけました。親子で5~6羽歩いていたことも。
春にはウグイスがあちこちで鳴いています。口笛でホーホケキョとやると、負けずに鳴き返してきます。
「ここは、わたくしのなわばりですケン!」とキッパリ主張しているのでしょう。
必死になって葦を引っこ抜いていたころは、大空をトンビが舞っていました。優雅でしたなぁ。
夏にはとてもきれいな野鳥を見かけましたよ。キビタキです。
姿は見せないし名前もわからないけれど、「スーチャン スービー スビドゥバ」とか、「アクティビティ」と何度も鳴く鳥、またちょっと日本語では表現できない鳴き方をする鳥もいます。
拙ブログにも掲載したように、年明けにはアカゲラの撮影にも成功し、夏ころにはヒヨドリが庭の木に巣を作っていました。
今回撮影したツグミですが、ネットの「日本の鳥百科 サントリー野鳥活動」によると、ツグミは冬鳥で、10月頃にシベリアから渡ってきて3月中旬には帰っていくのだそうです。
そうだったのか。ツグミ君、シベリアから来たのか。おじさんは行ったことないけど、大変だったなぁ。
カキの実は好物だそうなので、たくさん食べていってください。