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2017年8月6日日曜日

高熱と激頭痛の72時間

~体力・気力の限界の淵~

 前回のブログを書いた後、どうも体がだるいので熱を測ってみたら37.7度ありました。おやいけませんね、横になりましょう。



 その後体温は急上昇!すぐに38.5度まで上がりました。「高熱と劇頭痛」の始まりです。

 
 もともと体温が低い私にとって、38.5度の熱はかなり厳しいです。しかも頭痛がひどい。


 風邪の症状は何もないので、そのうち下がるだろうと思っていたのですが、下がりません。


 8月3日、確か薬箱に「頓服」があったはずだけれど・・・と、気力を振り絞って立ち上がり、薬を探します。おお!ありました。「樫尾内科クリニック」です。


 名古屋の覚王山に住んでいた15年間、ずいぶんお世話になりましたね。懐かしいです・・・はっ!・・・今はそれどころではありません。頓服頓服頓服。


 薬袋を見ると、平成26年8月と書いてあります。秋田にUターンした月です。なんで頓服をいただいたんだろう・・・思い出せません。しかも3年前。薬の一般的消費期間は2年と記憶しています。


 でも、今はそんなことはどうでもいいです。この激痛から解放されるなら、カビが生えていたって飲んじゃいます。


 頓服を飲んだら、体温は一時的に37.5度くらいまで下がりました。でも、時間が過ぎるとまた38度台へ。うわ~~厳しい。


 8月4日、気力を振り絞り病院へ。隣接する潟上市の〇〇胃腸科クリニックへ向かいました。なんで胃腸科なのよと知らない人は思われるかもしれませんが、まぁ事情はいろいろ。

 


 公認会計士や税理士は、仮に私がいなくても、ちょっと秋田市まで足を延ばせば税理士はたくさんいます。でもいざというときに、身近に信頼できる医者がいないというのは、厳しいですね。



   〇〇胃腸内科で名前を呼ばれます。診察です。


 「高熱と頭痛で・・・」


 「そうですか」聴診器を当てられます。胸、背中で約8秒。


 「口を開けて」扁桃腺を見ます。何もなし。5秒。


 「咳が出るとか鼻水が出るとか下痢など風邪の症状はありませんね」


 「はい、まったくありません」


 「では、解熱剤を出しておきます」


 「え?もう終わり?・・・結局原因は何なの・・・血圧くらい測ったら?」と突っ込みたかったのですが、何しろ強烈な頭痛で頭が回りません。かろうじて出てきた言葉は


 「食欲がなくほとんど食べていないので、点滴を打ってください」でした。


 「では、廊下で待っていてください」


 結局診察時間は約30秒。いやはや、早いですね。


 点滴の最中、どうしても頭痛が我慢できず、看護士さんを呼んで、「今日もらう予定の薬を今1回分だけいただけないでしょうか」とお願いする始末。


 自宅に戻って解熱剤を2回飲んだのですが、まったく熱は下がらず、病院へ電話します。


 「熱が全然下がらないので、今手元にある頓服も一緒に飲んでいいですか。駄目ですか。では、今日の薬を食後に飲んで、頓服を夜中に飲んでいいですか。駄目ですか。ではもっと強力な薬をいただけませんか」


 今考えると、ずいぶん無謀なことを言ったものですが、それほどひどく苦しい頭痛でした。


 結局熱は38度から下がらず、頭痛で夜中も眠れず、このまま続いたらまずいと真剣に心配になります。我慢強い私ですが、もう「限界の淵」にいるような感じになってきました。


 5日明け方、まだ熱は38度から下がりません。堆肥研究家も秋田市文化センターでの趣味の教室を休んで看病してくれました。


 昼頃になって、ようやく37度台に突入。何とかなるのではという希望が湧いてきます。


 夕方にようやく37.5度まで下がりました。もう大丈夫です。


 熱が上がると心拍数が明らかに増えているのがわかります。60歳の体で、ほぼ72時間にわたって38度台の高熱が続くというのは、一つ間違えば死に至ります。


 真夏のゴルフや30度を超える日中の農作業はもうやめましょう。いままでインフルエンザの予防注射は大人になってからやったことがなかったけれど、来年からはかならずやりまっせ。


 それにしても、今回の高熱の原因は何だったのでしょうか。


 ツツガムシ病だったりして。