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2017年2月9日木曜日

マイナンバー対応

~忙しくなってきた本業~


 一日における仕事への拘束時間は、監査法人時代の1/2から1/3くらい(現在4~8時間/監査法人時代13~15時間くらい)ですが、年明けから今まで土日祝日関係なく仕事をしているような気がします。


 今の時期、農作業もゴルフもできないので、本業が忙しいというのはありがたいことです。


 昨日は能代市の顧問先の確定申告書が出来上がったので、事務所を訪ねました。お昼を能代の歴史的建造物であり、今は国の登録有形文化財となっている「金勇」でごちそうになり、そのまま税務署へ。


 税理士会から送られてくる資料や税務通信の「マイナンバー」に関する記載を読むと、税理士が代理で確定申告書を税務署の窓口で提出する際には、今後窓口で「提出票」に必要事項を記載し、「税理士証・マイナンバーの通知書・運転免許証」の三点セットを提示又は写しを提出しなければならないと書いてあります。もちろん事前に用意していきました。


 「提出票」は、確定申告書の提出時だけでなく、法定調書や各種届け出書を出す時も必要になるようですね。しかも一件一件ごとに提出だそうです。面倒なことになりました。


 某税務署(あ、わかりますか)の窓口で、提出票に必要事項を記載します。せっかくマイナンバー関係の三点セットを用意してきていたのですが、先方からは何も言ってきません。一応こちらから尋ねます。


 「マイナンバーの通知書、必要ですか?」



 「あ、いいです」


 「えっ?いいんですか・・・」せっかく用意してきていたのに・・・。



 税務通信によると、東京・名古屋などの大都市圏はもうスタートし、ほかの地方ではこれから確定申告の時期に向けて徐々に浸透させていく、というようなことが書いてありましたが、こちらはまだなようですね。そういえば先日秋田市の税務署へ行きましたが、こちらもまだでした。いいんです。


 しかしこの制度、年末調整や確定申告書の作成に当たり、日本全国で一体どれだけの追加作業が必要になっているのだろうか。この時間をもっとほかのことに有効に使うことができたらと思ってしまいます。



 いったん自宅に戻ってカバンの中を入れ替え、顧問先の農業法人へ。こちらは1月決算ですので、これから忙しくなります。


 自宅に戻ると、今度は秋田市内の一発決算の個人事業者から、確定申告の資料が出来上がったと連絡がありました。


 2~3日中に行きますけんね。