~野鳥の来る庭~
いま写真を撮ろうとしたら逃げられてしまいましたが、間違いなく「アカゲラ」ですね。
今年の秋くらいから、何度か「頭や胸・腹のあたりが赤い鳥」を見かけていて、とてもきれいな鳥だなぁと思っていました。名前は何というのだろうか・・・と。
福岡造園さんに一昨年春、2か月ほどかけて造っていただいた庭ですが、そこに植えた山の樹も少しづつ大きく太くなってきて、野鳥がやってくるようになりました。
「ジ~ジ~」と鳴く鳥、「ヒュンヒュン」と鳴く鳥、「コンコン」と樹をつつく鳥などいろいろでしたが、最近は頭や胸・腹のあたりが赤い、とてもきれいな鳥がよく来るようになっていたので、シャッターチャンスを狙っていたのでした・・・でも10年以上も前に購入したコンデジで望遠もないし・・・厳しいですか。
以前から秋田新幹線のホームに、電子音の鳥の鳴き声が流れていたのですが、エスペランサ村にやってきてから、夏にその電子音と同じ鳥の鳴き声を何度も耳にするようになりました。でもなかなか姿を見せません。
どうしても気になって、ネットで電子音の正体を調べていたら、「キビタキ」という鳥だと出ていました。おお!そうですか。
ある日村の集会所の裏庭で、2回ほどとてもきれいな黄色っぽい鳥を見かけました。
それから間もなく、秋田県立博物館で開催されていた、秋田の古い焼き物の歴史に関する展示会を見に行き、見終わった後で常設展示室を見学したのですが、そこに「秋田の鳥」というテーマで鳥のはく製が飾られていたのですね。
そしてその中に、エスペランサ村で見かけた「黄色っぽい鳥」と全く同じ鳥が飾られていてびっくり。しかもそこにはなんと「キビタキ」と書かれていたではありませんか。
やっぱりキビタキだったんだ。
そして先ほど写真を撮ろうとしたら逃げられてしまった頭の赤い鳥。堆肥研究家は「アカゲラ」ではないかと言います。
急いでネットで調べたら、やはり「アカゲラ」でした。間違いありません。
アカゲラはキツツキ科と書いてありましたので、「トントン」はアカゲラだったのですね。しかもイチジクの天敵であるカミキリムシの幼虫を捕食するそうです。
どうしたらアカゲラを、もっとこの辺りに呼び込めるだろうか・・・。