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2017年1月10日火曜日

ハナちゃんの剪定

~猫の手借りちゃった~


 昨日・一昨日と冬にしては暖かかったですね。特に一昨日は小春日和でした。フキノトウがもう顔を出しています。まだはやいですよ。


 梅の枝の剪定をしようかどうか迷っていたところ、Fさんがやってきます。


 「今日だばやるすべ(今日はやりますよね)」



 「んだすな、やるすか(そうですね、やりましょうか)」


 ということで、3人で外に出かけます・・・おや4人でした。ハナちゃんもついてきます。脚立とのこぎりと剪定鋏を持っていきましょう。


 梅並木に到着すると、嬉しそうにさっそくハナちゃんが勢いよく樹に登っていきます。おやおや危ないですよ。



 猫大好きのFさんによると、賢い猫は人間の作業を手伝ってくれるといいます。たとえば草むしりをしていると、ネコもまねして草をむしってくれるのだそうです。


 そうですか、ハナちゃんも手伝ってくれるのですね。ありがとう。


 ではでは、この辺りから行きますか。



 「かぷっ」



 いい感じですね。これはどうだろうか・・・。



 え~いかみ切っちゃえ!「はにゃはにゃっ!」



 こうなったらもっといっちゃいましょうかにゃ・・・と得意げなハナちゃん


 これでどうだにゃんこ「がにゃっ!」


 そうきますか。我々も負けてはいられません。


 秋田の冬の青空の中、とてもすがすがしい気分です。いい汗かきました。


 剪定をやっていて怖いのは、脚立が倒れるリスクと、切り取った枝の先端が顔に突き刺さるように飛び込んでくるリスク、それに「のこぎり」のリスクです。


 脚立に乗って、頭上の枝で手が届かないけれどのこぎりは届くような細い枝をを切っていると、切れた直後の切り口鋭い先端が、顔を目がげて飛び込んでいます。


 瞬間的に手で払うのですが、反射神経が鈍いと顔に突き刺さってきます。何度も危ない目にあいました。


 それにのこぎりです。


 これも頭上の太い枝を、左手で他の枝につかまりながらのこぎりで枝を切っていくのですが、枝を切り終えた瞬間は、当然のこぎりの刃が勢い余って下に降りてきます。その勢いで、ほかの枝につかまっていた左手に刃が突き刺さるのです。


 軍手をはいていたのでよかったのですが、私もFさんも同じような状況で左手をかなり切ってしまいました。


 こればっかりは、ハナちゃんに頼むわけにもいかないし・・・。


 大きくなった果樹の剪定は、いつまでも自分たちでできる仕事ではないかも・・・


 とも思ったのですが、ようするにそこまで枝が伸びてしまわないように、毎年きちんと剪定しなさいということなのでしょうね。