~「ジューンベリー」と「〇〇〇〇ト」~
一昨日役場の産業課からメールがありましたが、どうやら西明寺栗の苗は、エスペランサ村にはやって来ないようです。
そうですか・・・残念です。お手数おかけしました。
栗の苗は、20本ほどお願いしていたのですが、
「わりども、苗の数が限られでるがら、我慢してけれでゃ(もうしわけないですが、苗の数が限られていますので、今年は我慢してください)」
ということなのか、あるいは
「エスペランサ村だがなんだがしらねども、そんたらだ宗教団体みでぇだどごろさだば、おらほの苗だばやるわげにはいがねっす(エスペランサ村などという、なんだか怪しげな宗教団体みたいな名前のところには、われわれの大事な苗を与えるわけにはいきません)」
ということなのかはわかりませんが(後者は冗談。おそらく前者)、いずれにしても譲っていただけないとのこと。
1本くらいいいじゃないという気もしますが・・・なにしろ300年もの長い歴史のある栗ですので、いろいろあるのでしょう。
その日の夜、花や果樹等の苗の雑誌を見ていた堆肥研究家は言います。来年「ジューンベリー」を植えたいと。
他の果樹では見ることのできないような、美しい純白の花が咲くようです。いいですね。
私もその雑誌をパラパラ見ていたら、ズキュ~ン!ときましたよ、衝撃が。
「〇〇〇〇ト」というユニークなフルーツで、鑑賞しても美しいし、食べてもおいしいと書いてあります。
最近海外で爆発的な人気を得ているそうで、とても個性的です。私は見たことがありませんし、おそらく大多数の人もそうだと思います。
さっそくネットで調べてみると、1本1万円もする大苗が、「完売」となっていました。ムムムムムム・・・。なんだかブレイクしそう。
秋田県内には、西明寺の栗のほかにも、「北限のイチジク」があるし「北限の桃」もあります。アケビは確か仁賀保が力を入れています。
300年の歴史がある西明寺の栗に比べ、我がエスペランサ村の歴史はまだ1年半。同じことをやっていてはとても追いつきませんぜ。
柔軟な発想で、県内に今までないものを・・・エスペランサ村の特産品に・・・。
ベンチャー起業家の気持ちが何となくわかってきました。
「〇〇〇〇ト」、これはもう来年やるしかないですね。さっそく苗の購入の準備をしなくては。