カテゴリリンク

2016年6月18日土曜日

昇格人事

~ジャガイモに花が咲いた~


 6月で株主総会が終了すると、監査法人も一段落です。そして、7月から新しい体制でスタートするのでした。

 その前に行われるのが、昇格人事です。監査法人に在籍する職員にとっては、最もそわそわする時期でしょうね。


 さてエスペランサ村の畑です。最近毎日のように食卓をにぎわしているのが、実は「スナックエンドウ」君なのですよ。この際、シニアに昇格させてあげましょう。そのほうが本人も喜ぶし、やりがいも出てくるでしょう。

 そして昨日、写真はまだですが、今年初めてキュウリが取れました。立派なズッキーニちゃんも。

 今年は収穫できるタイミングが昨年よりも早いですね。


 そして、ジャガイモ君もいよいよ花を咲かせました。「タワラヨーデル」「グラウンドペチカ(デストロイヤー)」「タワラムラサキ」の三羽烏で、それぞれ個性的な色の花を咲かせています。




 この3人は、将来のパートナー候補生です。これはと見込んだ人には、早い段階からそういった自覚を与えることが大事なのです。

 そばでは「ソラマメ」君も負けじときれいな花を咲かせています。



 いいですね。


 パートナーで思い出したのは、私の名古屋の友人の公認会計士です。

 パートナーというのは「社員」、いわゆる合名会社でいうところの出資者で、一般的に言われれている、会社の常勤職員という意味ではありません。

 監査法人で社員になると、監査報告書に署名することができるので、ある意味社員になるというのは、一つの目標とする到達点でもあります。したがって、それなりに嬉しいものなのです。


 以前にも書きましたが、社員になった友人は、奥さんに喜んで報告します。

 「社員になったよ♪」

 すると奥さんの答えは

 「え?今まで社員でなかったの?」と。

 私の場合は、

 「社員になったよ♪」

 「あ、そう」

 でした。ムムム・・・理解してほしいのだ。


 今現在監査報告書には、法人名を記載すると同時に、個人の社員が署名して押印しています。法人印は押しません。

 大手監査法人には何千人もの公認会計士が在籍し、監査対象となる会社は上場会社だけで数百社にも及びます。中には世界的に有名な会社もあるでしょう。

 そういった大企業の監査報告書に、個人がサインするというのは、なんだか違和感がありますね。

 以前はいわゆる「先生」と言われた個人の公認会計士の影響が大きかったのでしょうが、今はそんなことはなく、法人のブランド力というか、今まで築き上げてきた法人としての信用力があるからこそ、会社が監査法人を選ぶ時代です。

 法人名で監査報告書に押印して提出すればいいのにと思うのですが、そうなれば「社員になった喜び」というのも、半減するのだろうか。