昨年の今頃は、仕事は全くありませんでした。秋田に移住して以来、仮住まいに住んでいて、朝から晩まで開墾に明け暮れていたのでした。
「このままでどうする?」というプレッシャーと戦いながらも、「まぁそのうちなんとかなるがな」という、根拠のない楽観的な観測が入り乱れていましたが、でも毎日が充実していたのは間違いありません。
年が明けてから、ぱらぱらと仕事が入り始めたのですが、ガラッとそれまでの環境が変わったのは、ニャン太郎とハナちゃんが我が家にやってきた7月あたりからでした。
タロやんとハナポンが、日中こんな格好でいられるのも、
おなかを出してひっくり返り、無防備に寝ていられるのも、
あるいは夜にサッカーの試合を、選手と一緒にプレイしながら遊んでいられるのも、
「ニャッ!ウニャニャニャッ!(それっ!スルーパス)」
(でもそれって、「ハンド」なんですけど・・・)
我々が毎日食事を与えてトイレの世話をしているからなのです。
そのことを知ってか、あるいはネコの恩返しというか、タロやんとハナポンは、次から次へと、私にたくさんのお仕事を持ってきてくれるのですよ。
「もういいよ」ともいえず、毎日夜中まで仕事をしている私なのでした。
・・・ん?・・・何か言った?