~「イタドリ」ってどんな鳥?~
ブログは、またまた過去に逆戻りです。私が仕事で部屋に缶詰になっている間も(このフレーズもう何回目だろうか)、堆肥研究家はエスペランサ村の敷地内を探索していたようです。さらに、助っ人のFさんに連れられて、車で山中にも出かけていました。目的は山菜取りです。
エスペランサ村の敷地内およびその近辺は、いわゆる山菜の宝庫です。もともと秋田県自体が山菜で有名なようですね。「山菜のありかは親にも教えない」そうで、一人で山の奥まで山菜採りに出かけていって、亡くなったり行方不明になる人が後をたたないそうです。ほどほどにしましょう。
山菜といっても私は「ワラビ」と「ぜんまい」くらいしか知らなかったし、両者の区別も本当はよくわかりません。昨年の今頃、恵那で筍堀りを体験したとき、「スカンポ」なるものを教えていただき、そのおいしさに驚いてついブログにも書いてしまったのですが、その程度のことしか知らなかったのです。
ところが今の時期、こちらではあちこちで山菜の話題で盛り上がります。私はなかなか話題についていけません。ゴルフを一緒に回っている最中にも、
「イタドリってうめっすな」 と言われても、
「えっ、えっ!イタドリってどんな鳥?」
「シドケって最高だすな」ときても
「はぁ???・・・シ・・・シドケですか?」状態です。
この際しっかり山菜の名前を憶えましょう。
まずはオーソドックスなところで「ワラビ」です。私でもわかります。
ワラビでも、おひたしにしたり、細かく刻んでたたきにしたりと、食べ方はいろいろあるようですね。エスペランサ村の敷地内にもワラビがたくさん採れる場所があるのですが、いつの間にか採取されていて、根こそぎなくなってしまいます。また生えてきますが・・・。
そして「ノビル」です。
味噌をつけて食べるのですが、この辛さがたまらなくうまいのですよ。名古屋にいる時、よく買ってきて食べましたが、こちらは敷地内で採れるので、タダです。
これは「サシボ」。イタドリの若芽です(この地方では、生長したものはあまり食べないようです)。
天ぷらにして食べると申し訳ないくらいうまいです。
続いて「コゴミ」です。これも 敷地内でよく採れます。胡桃味噌和えがいいですね。
この地方ではとても有名な「アイコ」です。
「アザミ」に
「葉わさび」だそうです。
こちらではあまりにもありふれていて、前述したように、食べる人はすくないようですが、私は「イタドリ」が大好きです。 ばら肉と一緒に炒めて醤油で食べると、ビールがうまいです(皮をむいたイタドリの茎を1週間ほど塩漬けにし、次にそれを流水にさらして塩抜きをして、そうしてやっと調理できるのですが、手間をかける価値があるおいしさです)。
将来「野草食レストラン」をやってみたいと、堆肥研究家は言っていますが、どこまで本気かはわかりません。もし始めたら、それこそテレビ番組の「人生の楽園」そのものになってしまうではないですか。
はずかしいです。