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2013年12月11日水曜日

スーちゃんの行商

~エスペランサ村に果樹園を~


 以前、何とはなしにNHKの「にっぽん紀行」を見ていたら、つい引き寄せられてしまいました。香川県の85歳のおばあちゃんが、毎朝魚市場へ出かけ、仕入れた魚を荷車に乗せて70キロの重さのものを15キロにわたって行商に歩くのだそうです。30年後の私の姿ではないだろうか。

 毎日とれたての野菜や果物を荷車に積んで、近所を回って歩くのです。


「なんとだすかぁ~(通訳…いかがですか)」と私。
 
「なんぼがもっていってけねすがぁ~(何か買っていただけませんか)」

「へば、これけれ。なんぼや(ではこれを下さい。おいくらですか)」
 
「300円でなんとだすか(300円でいかがですか)」

「ちょっとたげなや。すこしまげでけれでゃ(ちょっと高いですね。少し安くしていただけませんか)」

「んだすきゃ、へば、100円でなんとだ?(そうですか、では100円でいかがですか)」

「んだ、わりな、へばまずな(そうですか。わるいですね、ではまた)」

 「へばまず、ども(それでは、どうもありがとう)」


 といった感じ。
 

 ※ちなみに、11月27日のブログにあった秋田弁「すったげ」英語で表現すると 「very much 」、名古屋弁では「どえりゃぁ」となります。「たいへんおいしいです」は、秋田弁でいうと「すったげんめや」となり、名古屋弁では「どえりゃぁうみゃーでかんわ」となるのでしょうか。


 それはそうと、今の時代歩いて売り歩くというのは、なかなか大変ですね。近所であれば、ケートラで運ぶでしょうし、遠く離れた都会であれば、宅配便で送ることもできます。それに、果樹園のオーナーになっていただいて、毎年定期的に果物を送ることもできます。


 
 そういえば、今年の冬は果物を送っていただくことが多いです。最近では、私が今年退職した某監査法人の職場にいて、名古屋第一監査法人時代の仲間の最後の生き残りとなってしまったAさんからは、立派な富有柿をいただきましたし(Aさんありがとう)、連れ合いの友人からはミカンを、また、実家や知り合いの農園からはリンゴをいただきました。どれも大変おいしかったし、ありがたいです。


 エスペランサ村にも、イチジク・アケビ・スモモジューンベリースグリ・グミの実を植えて果樹園を作り、みんなに送るのです。


 何事も「アイディア」「リーダーシップ」「決してあきらめない気持ち」さえあれば、たいていのことは実現可能です。