~プロの写真家に撮っていただきました~
「流木松のギター」のところで、ギター関係のブログ村に登録しました。おそらく目に見えるところのランクに顔を出すことはないだろうなと思っていたのですが、ところがどっこい、一時思わぬところまでランクインしていました。それに気をよくしてギターの話題をひとつ。
「越麻呂日記パートⅡ」の出だしのところに書いた「神代欅のギター」です。
今回の写真は、「小さな蕾」の専属プロカメラマンである野村淳さんに、縁あって撮っていただきました。
千年もの長い間、世の移ろいを見てきたであろう欅の大木が、どのようないきさつでギターに生まれ変わることになったのかはわかりませんが、偶然私のところにやってくることになったのです。そこで、このギターに物語を与えようと思いました。
この欅の木がまだ若かったと思われる奈良時代に描かれたキトラ古墳の朱雀が、現代に蘇って宇宙に飛び立っていくというストーリーです。そして制作をお願いしたのはもちろん「流木松のギター」と同じく、ヤイリギターのゴッドハンド小池健司さんと、奇跡のインレイ職人加藤穂高さんです。