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2009年9月17日木曜日

静岡方面からの電話

~24時間体制で待っていただいたのでした~


 9月11日(金)、ある業界の全国懇談会が名古屋で開催されたため、私も参加させていただきました。ただ、翌日から中日本地域連合会議が和歌山県で行われる予定だったので、準備もあり早めに帰宅。いつもより早めの帰宅に連れ合いも驚いたようすでしたが、静岡の会員の方から連絡があったとのことでした。会員の方から自宅に直接電話があったのは、私が東海会会長になってから初めてのことであったし、24時間体制で電話を待っているということのようでしたので、何事かと気になったこともあり、着替える前に電話をしたのでした。


 内容的には、協会会務の運営に対する質問が大部分でしたが、まとめてみると


  ①会計士協会の総会の定足数の問題
  ②本部会長選挙のあり方
  ③協会本部における監査法人と個人事務所との関係
  ④予算の執行の問題



の話が中心だったと思います。


 私もお話できる範囲内でお答えさせていただいたのですが、詳しい内容は省略することとして、何しろ一朝一夕には解決できない問題ばかりですので、電話ではなく直接お会いして話し合わなければならない事項でもあるのです。また、私としても、東海会の会員の中に、このようなご意見の方もいるということを、本部に進達しなければならないという思いを強くした次第です。


 本部総会においても、「会員の声を聞く会」を形式的には設けていますが、いつも時間がなくて十分とはいえません(今年も確か質問は2~3しか受け付けてもらえなかったと記憶しています)。また、東海会の総会においても、特定の方の質問ばかりで、活発な意見交換は行われていませんでした。


 協会のガバナンス改革の問題も、正副会長会や常務理事会・理事会でいろいろ議論しているし、ホームページやニュースレター等で情報を配信しているではないかと、執行部側では思っているかもしれませんが、なかなか一般会員までは浸透していないというのが現状だと思います。それが定足数の低下の問題や、協会への参加意識の低さにもつながっているのではないでしょうか。これから会員がどんどん増えてくると、協会の運営もますます難しくなってくるような気がします。


 会員の意見をもっと吸い上げる機会を持つことが必要なのですが、静岡県にも年に何回かお伺いする割には、公式の場ではなかなか意見を募っても出てこないのですね。機会をみつけて、いろんな場所・方法でどんどんご意見をいただければと思います。