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2009年4月15日水曜日

公認会計士の広報活動

~公認会計士のことを知ってもらうためにはどうしたらいいのだ~


 4月15日に東京で臨時理事会が開催されたのですが、昼食後、約30分間にわたり、今後の公認会計士の広報活動のあり方について、ある業者の方からプレゼンがありました。なるほど、公認会計士の行っている仕事のことを世間の皆さんに理解してもらうのは、なかなか難しいのだと思います。おそらく今後、協会としてもそれなりにコストをかけて広報活動を行っていくのだと思いますが、公認会計士のことを真正面から取り上げて世間にPRしていくとしたら、いったいどのような方法があるのでしょうか。


 東海会においては他士業との交流会がさかんで、例えば名古屋自由業団体連絡協議会で10団体が一堂に会し、無料相談会やフレッシュマンフォーラム等を行っています。また最近でも弁護士会や弁理士会さんと意見交換会や懇親会を行っているのですが、業界のポスターがないというのは公認会計士業界だけだということがわかり、急遽東海会として、公認会計士業界のPRポスターを作ることにして、来期の予算に盛り込むことにしました(どんなポスターを作るか心配かもしれませんが、お楽しみに)。


 私も東海会においては広報活動が長く、広報委員を2~3期ほど務めた後広報委員長を担当し、協会本部プロジェクトである漫画によるPR本「バーレモンハート-公認会計士特別編」の制作に係わらせていただきました。東海会会長になってからも、可能な限り新聞広告に出たりラジオの生番組に出演したり、あるいは「ハロー会計」に力を入れてきたりしてきたのですが、全国ベースで公認会計士のことを知ってもらうというのはなかなか大変です。
 昨年は、NHKドラマ「監査法人」がNHK名古屋の制作という事もあり、私が監修を担当するという幸運に恵まれましたし、さらにDVD付録の監査用語集の作成もさせていただきました。監査法人のことがテレビを通じて全国ベースで放映されるという、公認会計士のことをPRするには願ってもない展開となったのですが、すぐにたたみかけて第2弾というわけにもいかず、なかなか難しいところです。


 私に今できることといったら、本を書くことでしょうか。この「越麻呂日記」も気がついてみると、A4判ですでに百数十枚書き上げているし、時間がなくてまだ書ききれていない原稿や過激すぎて却下された分を加筆修正すれば、一冊の本になるでしょう。サラリーマン会計士川柳ももうすぐ300本ですので、川柳に一つ一つに解説を加えれば「川柳で読む会計の歴史」として一冊の本になるのではないかと思います。また、私もこの業界で28年目を向かえ、公認会計士としてはかなり波乱に満ちた出来事をたくさん経験してきているので、私小説として書けそうな気もします。
 ドラマ「監査法人」は原作がなかったので、台本を作りながらの制作だったのですが、健司や茜さん、それにジャパン監査法人やエスペランサ監査法人などの名称は、やはり著作権があって使えないのだろうか。それとも作家の先生かNHKさんの許可を得られれば、使うことができるのでしょうか。小説として、私がこの業界に入った昭和56年ごろまでさかのぼり、2002年くらいに健司と茜さんや小野寺さんなどテレビドラマの人物を登場させ、さらに2010年以降まで物語を展開させていけば、なかなか面白い小説が書けそうな気がするのですが・・・。この3冊で


~公認会計士本、怒涛の三部作!~


 などという事になると、けっこうインパクトがあって、この業界のことを世間の皆さんに知っていただくことができるような気がするのですがね。それに、以前書いた本の改訂版も出したいし。


 独り言ですけど。