~イチジクのコンポート~
今の政治を総合的・俯瞰的に判断すると、どうも日本の将来は心配ですね。田舎に住んでいても、視界は常に広げておかなくてはなりませんよ。しっかり注視していきましょう。
さて越山農園のイチジクです。もうシーズンは終わりに近づきました。
今日はとりあえず100個。取材の時まで元気で残っているだろうか?
当初今年は5千個くらい収穫できるのではないかと考えていました。根拠は次の通り。
イチジクの樹は現在95本あります。
このうち春先に野兎にやられて補修しているのが10本くらい。ほかに10本くらいは、今まで実がついてもなかなか熟さない品種でしたから→残り75本。
イチジクの樹1本に約200個の実がつくといわれています。
ただ越山農園のイチジクは大部分がまだ3年生で若いので、100個と見込みました→7,500個
歩留まり率が80%くらいで6,000個、カラスが500個、熟して採り漏れが500個で、これで5,000個になりましたね。
どこで間違えたのだろうか…?
どうやら1本につき100個のところが違っていたようです。140個くらいかな?。それに今までなかなか熟さなかったのが、今年は頑張っています。
予想よりずいぶん多く収穫できました…税務署はこのブログ見ていませんね。
この町の人だけでなく、秋田市、三種町、五城目町、潟上市、能代市から友人知人を呼んで収穫していただきました。
今年は試作品ととらえ、あえて売りませんでした。
知名度を県内に徐々に広げていく方針です。来年も40本くらい植えるし、いずれ2万個以上は楽に収穫できるはず。来年から本格的に販売したいと考えています。
にかほの「北限のイチジク」を、いずれ凌駕するのです…こちらがもっと北ですけんね→名前を考えなくては。
越山農園のイチジクに関する基本方針は、
「生で食べてもらう」
です。
秋田の人はイチジクというと甘露煮で、生で食べることはないようです。
収穫したばかりの完熟イチジクをその場で食べた人は、皆さんびっくり!。こんなイチジク、食べたことないと。
それもそのはず。私が試行錯誤しながら、だれよりも丹精込めて作ったイチジクです。
生イチジクに適した品種は、結局「バナーネ」でした。
ただ、当初どのイチジクがいいのかわからなかったので、多くの品種を植えました。中には生イチジクに適さないものもあるようです。
越山農園のイチジクに関する基本方針に反するではありませんか!
「あらよっと!」
おっ!タロ君すごい!!
どうだにゃんこ!
永田町方面からは、「配置転換しろ!」「撤去してしまえ!」という声が聞こえてきそうです。
でも私は、反対意見ほどよく聞きます。監査法人勤務時代から長年身についているのです。