~樹形にもこだわる~
 秋田県の仁賀保市は、北限のイチジクをうたっています。
 なるほど。ネットでサカタのタネやタキイ種苗を見ていても、イチジクの苗は関東まで、あるいは耐寒性のあるものでも南東北までと限定されています。
 この辺りにもイチジクは売っていますが、もっぱら甘露煮用で、生イチジクはほとんどお目にかかれません。
 今年植えた40本(すべてバナーネ)を含め、100本も植えてしまって大丈夫だろうか。心配になります。
 でも昨年食べたあの自家製イチジクの魅力にはかないません。これを食べたいのです。
 もう植えてしまったので…。何とかしましょう。
 イチジクを植えてから、何ら寒さ対策は行っていなかったのですが、昨年の冬はとても雪が多く、また春先も気温がかなり低くて霜が何度も降りました。
 これはかなりこたえましたね。なかなか芽吹きませんでした。今年は寒さ対策を施してあげましょう。
 庭の点検にいらっしゃった福岡造園さんからアドバイスをいただき、剪定をやり直した結果、初夏になってから、ようやく芽吹いてきました。100本全部生きています。
 剪定がうまくいったのか、樹形がとてもよく、気に入っています。
 どうでしょうか。まだ幹が細いですが、美しいと思います。
 小さな実も出始めたので、何とか行けるでしょう。
 何事も勉強。果樹栽培は奥が深いです。