そういえばありましたね。この本確かかなりヒットしたはずです。
調べてみると、2014年現在で436万部売れたそうで、戦後日本の歴代ベストセラー4位だそうです。2017年はさらに売れるでしょう。
さて、前にも書きましたが、「盃」は「皿」のうえに「不」と書きます。盃は、「ワシ、皿ではないけんね!」と言っているわけです。いわば見下しているのですね。
これはどうでしょうか。
三島の平盃です・・・いや・・・三島の皿?・・・微妙ですね。「平盃の壁」に位置するとでもいいましょうか。
箱には平盃と書かれていました。骨董業者さんが書いたものですが。
少し斜めから映すと多少厚みがあるようにも見えます。
骨董に興味を持ち始めたばかりで、まだいい業者さんに巡り合う前に、酒器がほしくて購入したものです。
今ではほとんど酒器としては使いませんが、購入した当初は毎日のようにこれで飲んでいました。
典型的な三島の雑器ですが、飲んでいくうちにだんだんとつやが出てきて、うれしかったですね。