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2014年12月12日金曜日

初めての植樹

~いただいたブラックベリーとイエローラズベリーの苗~


 本格的な植樹は来年の春からと考えていたのですが、「元ちゃん農園」のGさんが、「ブラックベリー」の苗があるから分けてあげると言っていたのを思い出しました。


 Gさんは、キウイ園の周りを「ベリー類」で囲んでいて、今年の夏に見学に行った時、ラズベリーもごちそうになりました。その時の味は忘れられません。特にイエローラズベリー(「ジョイゴールド」というらしいです)の味は、大人の味というか、格別でした。


 さっそくGさんに電話して、農園に押しかけます。ブラックベリーは、堆肥の小山に仮植えされていました。

 これを分けていただきます。20本ほどあります。タキイ種苗やサカタのタネのカタログを見ると、1本2千円~3千円くらいします。ここで育ったものは、もともとはコメリで安く買ったものだそうです。高ければいいというわけではないのだ。

 そして、私の好きなジョイゴールドの苗も、その場でスコップですくって、5~6本分けていただきました。


 Gさんといろいろ話していると、ケートラがやってきました。おやっ?東京から移住してきた「自然薯にかける夢」のKさんです。おお!天気がいいとこうやってみんな集まってくるのですね。私もうれしくなってきます。Kさんは、自然薯の勉強会を12月から月一で開催するそうです。この町発で自然薯を盛り上げていきましょう。


 私も自然薯をやってみたいのですが、なにしろ自然薯は土造りが命です。エスペランサ村の今の土の状態ではまだまだ無理でしょう。堆肥研究家は「アケビ園」を夢見ているのですが、私は「ポポーにかける夢」といこうではないですか。


 ブラックベリーやラズベリーは、蔓性の果樹ですので、支柱(イボ竹というらしいです)を苗木のそばにさしておいて、そこに苗木を結んでおけばいいのだ、と単純に考えていたのですが、どうやらそう簡単にはいかないようです。


 GさんとKさんは、素人の私たちにいろいろ教えてくれます。この日も空が真っ青です。


 たくさん教えていただいたのですが、なかなか頭の中で消化できないし、実際にやってみないとイメージが湧きません。


 たった一つわかったのは、ポールの立て方です。一列に並んだブラックベリーの両端に「単管」なるものを地中深く埋めなければならないとのことでした。そして、奥深く埋めこんだ単管と、軽く埋めた単管をクランクで止めて固定するのです。クランクは「自在」というものにしなさいとKさんはアドバイスをくれます。私はメモ帳を用意していなかったため、スマホを起動させメモ帳機能をつかって慣れない手でメモします。

 「単管」「クランク」「自在」「番線」「鋼線」・・・。

 ふぅ~!大変なのだ。

 帰り際、Kさんは「単管」を打ちつけるハンマーを貸してくれました。重い!Gさんは「番線」を引っ張って張り詰める「シメラー」なるものを貸してくれました。


 二人とも、「何かわからないことがあったらいつでも教えてあげるよ」「必要なものがあったら貸してあげるよ」と声をかけてくれました。


 お互い作りたいものは異なるけれども、目指しているものは同じで、要は

 「一生懸命自分の好きなことをやりながら楽しんじゃえ」

 ということだと思います。