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2013年10月11日金曜日

堆肥研究家の言い分

~「自然に帰れ」とルソーは言った~

 野菜を作るに当たっては、化学肥料を使うことが一般的ですが、最近は「有機栽培」であるとか「無農薬野菜」に人気があるようです。食の安全を考えると、多少割高でもそういった野菜を求める人が増えてきているのだと思います。言葉の響きから受ける印象もいいですね。
 

 さて、具体的な堆肥の作り方については、私は専門家ではないためよくわからないので堆肥研究家(9月4日のブログ「無職であるということ」を参照)に譲るとしても、それが建物内のトイレにかかわってくるとなると話は別です。何しろ連れ合いは、トイレを水洗式ではなくコンポストトイレにして、それを野菜を作るための堆肥として利用しようと提案してきているのです。

 コンポストトイレというのは、はじめはよくわからなかったのですが、どうやら、水で流さずに、おがくずと混ぜ合わせ、発酵させて堆肥として利用するためのトイレのことをいうようです。自然農法で野菜を栽培している農家は、コンポストトイレを用いているところが多いということです。本当だろうか?

 さて、これに関しては、私としてはどうしても阻止しなければなりません。いろいろ議論した結果は次の通りです。


<堆肥研究家の言い分>
水の無駄使いをする必要がない。
化学肥料を使うことなくいい肥料となるため、おいしい野菜を作ることができる。
コストが安くつく。
「自然に帰れ」とルソーは言ったではないか。


私の反論
自分ので作った堆肥で野菜を育てても、それを自分で食べる気にはならない。
都会の人に「田舎の香水」とバカにされるのはいや。
紙代が余計にかかる。
そもそも二人分だけでは絶対量が不足。


妥協案
建物のトイレは水洗式にして、畑の一角にコンポストトイレを作る。そうすれば、畑でもよおした時、わざわざ建物まで行かなくても、その場で用を足すことができる。



 やれやれ、こちらも一安心です。

 電気は「太陽光発電」を利用します。太陽光パネルは、屋根に敷き詰めると外観的にあまりよくないし、せっかくの広い敷地ですので、地面から1メートルくらいの高さあたりに設置します。これで「エスペランサ村」の電気をすべて賄うのですね。車は必然的に、電気自動車になるのでしょうか。

  
 
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