カテゴリリンク

2012年2月3日金曜日

冬に秋田で飲んだ酒

~秋田の地酒のほんの一部ですが~




 秋田といえば美人と米と酒の国。年末年始秋田で飲んだお酒をご紹介しましょう。
まずは秋田駅に到着した時、家族で秋田のステーションビル内のお店で夕食を取った時に飲んだ酒が、「刈穂六舟」「雪の茅舎」。そのあと飲み足りなくて、実家へ帰ってから飲んだ酒が「高清水」


 翌日お寿司屋さんの「たつ福」でいただいたのが「刈穂大吟醸」で、これは元日にいただきました。そして「喜三郎の酒」と続き、名古屋へ帰る前日に家の近くの居酒屋さんでいただいたのが「秀吉」でした。

 自宅に帰ってから、日本酒のラベル集を見たのですが、それにはコメントとして以下のように書いてありました。書いた当時といろいろ飲み比べた今とでは、飲んだ時の印象はまた別のものがあるのですが、新鮮さがよみがえりますので、ご紹介します。




刈穂(平成11年1月2日)

【コメント】
佐藤修(私の高校の友人)は、秋田の酒の中で刈穂が一番うまいといった。なるほど、辛口でなかなか飲みやすい。のどごしがよくソフトな酒といえる。




雪の茅舎(平成11年8月13日)

【コメント】
「日本酒を楽しむ」という本に掲載されていた。日本の銘酒118選の一つ。実家に電話して購入してもらったが、ピリリとした辛口である。また、由利正宗というネーミングもなかなか古風でいいではないか。家で飲んだのだが、あまりにうまかったため、名古屋に帰る前に2本も買ってしまった。




喜三郎の酒

【コメント】
トンネルで有名になった酒。酒の名前に自分の名前を付けるとは、なんと大胆な。越山家と縁のある酒屋だそうだ。味はねっとりするタイプ。舌にからみつくような重みのある味である。




秀吉5カ年熟成大吟古酒(平成11年8月12日)

【コメント】
秋田の酒なのになぜ秀吉なのかということで、今まで買わなかったが、5年物の古酒でしかも限定品とあっては、やはり飲んでみないわけにはいかなかった。ただ、古酒ということもあり、好みによっては評価が割れるところである。



 せっかくですので、ほかにも秋田の酒のご紹介を。




酔楽天(平成10年7月25日)

【コメント】
自分の口の中に入るもので、それまではビールが一番うまいといってはばからなかったのだが、この酒のおかげでそれが誤りだったということに気づかされたという、いわば自分の人生の中では伝説的となってしまったお酒。冷酒・地酒の原点というべき酒である。何しろネーミングがいいではないか。最初にお歳暮として持ってきてくれた斉藤工業のおやじにひたすら感謝!




まんさくの花

【コメント】
辛口の多い秋田の酒の中では、めずらしくフルーティな味の酒である。そもそもこの酒の存在は、職場の友人である磯部氏に教えてもらったものである。そういえば彼も冷酒には目がないのであった。