カテゴリリンク

2024年12月19日木曜日

連日の豪雪

 ~今年の農作業は終了です~



 一昨日、窓を開けてびっくり。一面雪景色でした。

 まるで水墨画のようです。



 タロ君の小道



 柿の木



 果樹園も雪景色



 コモを巻いたピンクレモネード区画もこのとおり。



 間に合ってよかった。


 自宅の前から道路までは、70~80ヤードくらいあるのですが、ここを除雪しなければ車を出すことは出来ません。


 慌ててバックホーで除雪を行います。



 除雪機もありますが、バックホーのほうが早いし面白いのです。


 事務所の仕事部屋の窓を見ると、屋根から今にも雪の塊が落ちてきそうでした。

 わおっ!



 せっかく除雪したのに昨日もまた同じような状況で、再びバックホーで除雪。

 また厳しい冬に突入しますね。


 畑の残渣はまだ片付いていませんが、今年の農作業は終了です。


 後はひたすらたまっている仕事をこなすのみ。


 例年通り仕事納めは30日、仕事始めは2日になります。


 ご相談がありましたら、どうぞ遠慮なく!





2024年12月16日月曜日

コモ囲い

 ~仕事優先かそれとも農業が大事か~



 毎年本格的な冬が到来する前にコモ囲いを行っていたのですが、今年は間に合いませんでした。


 こんなことは、農園をやって以来初めてのことです。


 ピンクレモネードはノーザンハイブッシュ系のブルーベリーではないので寒さに弱く、北東北では育てるのは無理といわれています。


 それでもあえて植えてみようと思ったのは、勝算があってのこと(企業秘密ですが)。


 根周りにバーク堆肥を敷きつめるつもりでしたが、既にバーク堆肥は雪の中。


 せめて枝折れを防ぐために、ひもで縛るところまでは…と思っていたのですが…


 この花芽を見ていると、



 来年の豊作が思い浮かびます。


 やはりコモを巻かなければ。



 雪やみぞれの中でしたが、早朝から暗くなる4時ころまで…


 昼食時に30分間だけ休憩を取った以外は全く休まず、ひたすらコモを巻いていきます。



 ピンクレモネードを含め、ブルーベリーは確か185本くらいあったはず…


 とても1日では無理ですが…

 1本1本丁寧に…こつこつ…と。



 これは大きくなって横に広がっているので、コモ1枚で囲うのは無理。



 とりあえず枝折れしないように、誘引しておきましょうか。

 それにしても、いい樹形です。


 夕方には堆肥研究家が、私が雪の中で倒れているのではないかと心配で見に来ます…


 「お~~い、生きてるかぁ?」


 越麻呂は大丈夫!


 黒中陸上部の厳しい練習や、監査法人勤務時代の激務を考えると…

 なんのこれしき!


 「仕事が忙しくて、コモを巻けませんでした」


 「コモを巻くので忙しくて、仕事が遅れました」


 仕事も農業も大事なので…


 やるしかないのです。







2024年12月10日火曜日

長芋再挑戦の決意!

 ~種芋65本を前にして越麻呂は考えた~


 黒石中学校時代の同級生から、今年も立派な長芋が届きました。

 以前拙ブログにも書いた、「ただものでない長芋」です。


 毎年おいしくいただいています。ありがとね!

 どうやったらこんな長芋を作れるのだろうか?


 その後、男鹿で農家をやっている堆肥研究家の従兄の息子さんが、長芋(食用と種芋)を届けてくれました。


 こちらも立派な長芋です。



 いやはや…申し訳ないです。

 長芋好きの私には大変ありがたいです。


 長芋が好きなので、スーパーでもよく買うのですが…


 スーパーの長芋は、皮むき器で皮をむくと、「スイスイス~~イのスイッ」とむけちゃうわけですね。


 ところが、いただいた長芋は


 「わしら皮なんかむかれたくないケンね」


 と、抵抗してくるのです。


 すりおろし器ですっても、スーパーのほうはなんだか水っぽく、「あれ?もうすり終わっちゃったの」という感じですが、


 いただいた長芋はどちらも


 「わしら、すられたくないと言っとるがね(なぜか名古屋弁)」


 と、やはり抵抗してきます。


 こういう長芋を作りたかったのですよ。


 何が違うのだろうか?

 土か?気候か?肥料か?


 自分でやってみて確認しましょう。

 今年の5月、長芋づくりに挑戦しました。


 バックホーで深さ1.5メートルほどの穴を掘り








 立派な畝を作って長芋を頑張って50本ほど植えました。



 芽が出てきたと思ったら、つるがどんどん伸びていきます。



 「お~~し お~~し これでOK」


 と思っていた矢先、猪に種芋は残らず掘り返され、食い尽くされてしまいました。


 「茫然自失」とはこのことを言うのでしょうね。しばらくショックで立ち直れませんでした。


 猪対策は思いつかないので、来年はもう長芋植えるのは止めようかと話していたのですが…


 なんと! こんな立派な長芋の種芋を



 65本も持ってきてくれるとは…

 


 
 大手種苗会社の細い種芋と違って、長芋としてそのまま食べられそうな種芋です。

 これを目の前にして、


 「もう、長芋作らないので…」


 という選択肢は、私にはありません。

 うまくいけば、毎日長芋食べ放題!


  ウヒャッ!


 またトライします!







2024年12月8日日曜日

バーク堆肥を敷きつめる

 ~面白いと思えるか~



 今日は朝から雪が舞っていました。


 仕事の都合であまり時間が取れないので、決行しましょうか。


 福岡造園さんが作ってくれた庭に、バーク堆肥を敷きつめるのです。



 寒さをものともしないたくましい山の木だと思いますが、何しろ土がよくないからなぁ~。


 堆肥置き場からバーク堆肥を運搬車にいれ、何度も往復します。



 寒さで足や手の指がかじかんできますが、手袋を2枚重ねにして…と。


 途中、前が見えないぐらい雪が吹雪いていましたが、



 「これを面白いと思えるかどうかが、勝負の分かれ目!」


 と自分に何度も言い聞かせます。



 なんの勝負でしたっけ?





2024年12月7日土曜日

無花果出荷

 ~羽後麦酒さんへ~


 羽後麦酒さんが越山農園まで来てくれました。


 「みんな大好き! 越麻呂の無花果エール」の第三弾を作るのです。


 業務用冷凍庫に保管していた無花果をすべて使って、濃厚な無花果ビールを作りたいと考えています。


 出荷した無花果は、約80キロ。

 十分だと思います。


 先日、秋田に来て仕事がまだなかった時の、最初の顧問先だった会社の社長(会長?)から電話がかかってきました。


 「正月用に家族で無花果ビールを飲みたいので、販売していただけませんか?」


 おお!そうでしたか。

 いいでしょう! 今はないけど、近々作りますので。


 酒販免許をまだ取っていないので、販売はできませんが…

 お世話になったので、出来上がったら持っていきますよ~~。


 無花果ビールを「おいしい」「売ってほしい」という方は結構多いのです。



 さて今回は、羽後麦酒さんと一緒に、シードルを作っている「株式会社 杢」の方も来てくれました。


 シードルは基本的にリンゴで作るのですが、ブラックベリーも使ってみたいとのこと。


 冷凍庫に保管していた大粒のブラックベリーは、約15キロしかありませんでしたが…


 試作品として持っていってください。


 今年の夏、堆肥研究家がブラックベリーの収穫に励んでいたのですが、ブラックベリーの茂みに潜んでいた蛇と遭遇してしまい、急遽取りやめ。


 半分も収穫できませんでしたが、行き先の当てがあれば、きちんと収穫しますよ。


 羽後麦酒さんはバーを開店したそうで、おつまみにドライ無花果が欲しいといいます。


 試作品があるので、少ないですが持っていってください。


 私が住んでいる町と羽後方面とでは、同じ秋田県内でも距離がありますが、アイディアを出し合い協力していきましょう。