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2021年2月21日日曜日

剪定隊の柱「元」動く

 ~越山農園を救え!~


 休日も仕事をして頑張っているのは、3月15日以降4月8日までの間は農作業とゴルフの練習に集中したいから。


 ところが3月15日以降も、容赦なく仕事の日程で埋まっていきます。


 もともと仕事量からすると、暦の日数が足りないのではと思っていたのですが、その予想は的中してしまいました。


 このままでは、計画していた


 ・161本の植樹のための準備作業(穴掘りと堆肥投入)

 ・150本の原木への種コマ打ち

 ・ゴルフ練習場での3,000発の打ち込み


 ができないのでは…。


 それどころか、果樹にとっては最も重要な作業の一つである「剪定作業」すらできない可能性が出てきました……


 事業計画達成未達…破綻懸念先…という言葉が頭をよぎります。


 そんな時、ゲンちゃん農園のGさんがひょっこりやってきました。この際Gさんではなく本名でいくことにしましょう。


 元太郎さんです!


 「サルナシの剪定やってあげるよ」「アケビもやるよ」


 助かります。


 元太郎さんは3人くらいでチームを組み、隣町の三種町で、高齢のために果樹園の作業ができなくなってきている方々のところに行って、剪定作業のお手伝いをしているのだそうです。


 私は尋ねます。


 「あの……まだ高齢ではないのですが……越山農園も手伝ってもらうわけにはいかないでしょうか……」


 引き受けていただけるそうです。光明が差してきました。


 「チーム元」のメンバー3人が農園見学に来てくれたのですが、そのうちの一人は…あれ…以前お会いしましたね…笹村さんでした。


 笹村さんは、「田舎ぐらし大学みたね」匠の技術部 学部長で、元太郎さん同様魁新聞にもよく登場します。


 そしてもう一人は寡黙なEさん。隣の町内に移住してきた方でした。


 3人で手伝ってくれるそうですよ。よかったなぁ、タロ君ハナちゃん!


 そして早速今日。私が仕事で能代市に行っている間も、早朝から元太郎さんがサルナシの選定作業。


 元太郎さんは、キウイフルーツ作りの名人。潟上市の洋菓子屋さんパルテールにも卸しています。

 

 さすがプロの技!すっきりしました。


 上から見ると


 とても我々にはできませんぜ。


 午後からはEさんも加わり、第二区画のプルーンなどの剪定作業をやってくれました。これはプルーンですね。



 私はというと、事務所に閉じこもって仕事の続き。早くイチジクの剪定やりたい!


 「チーム元」は、GW期間中の植樹作業も手伝ってくれるそうです。


 越山農園は、「正常先」へ一気にランクアップですな。