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2019年12月30日月曜日

Maki'sシリーズ スタート

~無農薬・無添加~


 先日私の果樹園の師匠であるゲンちゃん農園のGさんご夫婦が村の集会所にやってきました。


 秋にとびっきりおいしいキウイをたくさんいただいたのですが、そのお返しにお渡ししたサツマイモで干し芋を作ったそうです。それにハタハタ寿司もたくさん。


 民宿もやっているので、奥様は料理名人でしたね。


 話の中で出たのが、「加工所」の件です。


 「とことんやる越麻呂のことだから、加工所を造ってしまうのではないか」と心配していたそうです……なんで知ってるの?


 私の頭の中には常に先のことが描かれていて、来年か再来年には加工所を造りたいと考えていました。


 7月に購入した農地の中には加工所・販売所の予定地をひもで囲ってあるし、保健所での手続きなどをネットでちょうど調べていたところだったのです。


 で、問題は資金調達と人手の確保、それに販路ですね…あ!全部ですか。


 堆肥研究家は今年一人でずいぶん頑張ったようです。


 私は今年の7月に法定監査の仕事を受嘱したので、果樹園で精いっぱいで、なかなか畑のお手伝いはできませんでした。


 日中は畑で頑張り、夜は場合によっては深夜まで加工品の試作品を作っています。


 加工品のメインは今のところジャムです。ブラックベリーやブルーベリーは一般的ですが、


 食用ほおずきジャムは珍しいでしょう。


 食用ほおずきがミルクそのものの味がするので甘いのですが、



 ジャムもとてもおいしいです。


 それに画像はありませんが、私が一番気に入っているのがマルベリージャム。果実の食感がたまりません。


 いずれも完全無農薬の果実で作った無添加のジャムです。


 Maki'sジャムと命名しましょう!


 さてここで問題です。


 Gさんの話では、果樹を作っている人が一般的に加工品として思いつくのがジャムで、その結果市場ではありふれてしまい供給ほど需要がなく、すぐに行き詰って撤退してしまうのだそうですね。


 なるほど!確かにその通り。


 秋田はパンより米だし、私も今でこそ毎日自家製ヨーグルトにかけて食べていますが、秋田の人は一般的にジャムはあまり消費しませんからね。


 ではジャムは作ってもだめなのか?…友人知人に分けてあげることしかできないのか…ほかに加工品は思いつかないのか?…そもそも加工所は必要ないのか?


 課題はあるけど解決方法もあるはず。


 できないと思われていることをやるのが起業家の真骨頂
 

 来年もんばります。


 一歩前進!