~幼木を守れ!~
今年の冬は雪が降らないし、冬にしては暖かい日々が続いていたのですが、とうとう来ましたね。秋田の冬が。
今年の春、死にかけたイチジクをよみがえらせ、自分のことを「イチジクの魔術師」といっていい気になっていたのですが、そもそもイチジクが枯れかけた原因は、私が寒さ対策を怠ったからなのです。
秋田の仁賀保が「北限のイチジク」を謳っていることからも、イチジクは耐寒性がそれほど強いというわけではないようですね。
昨年購入した40本や、今年勝負をかけて40本購入したバナーネは、タキイやサカタで調べてみると、栽培可能地域は基本的には関東までで、東北でも南東北までとなっています。
秋田がない!
この辺でもイチジクが栽培されている(甘露煮用ですが)ので、何となく大丈夫だろうという根拠のない過信は、もはや通用しません。同じ失敗は繰り返したくないので、きちんと対策を講じなければ。
天気予報で事前に寒波が来るのがわかっていたので、どんな方法がいいのかいろいろ調べていたのですが、どうもピンときません…。
よく見かける雪囲いは、1本1本とても手間がかかるし、コスト的にもとても間に合いません。
ダイユーエイトに行ってみたら、防寒対策のネットが売っていました。197円(税抜き)。これなら今年植えた40本分を購入しても、何とかなるかも。
試しに一つ購入してやってみました。
…………これじゃぁいかにも寒々しい。でもないよりはましかも。
他にいい方法はないだろうか調べます。モノタロウに「こも袋」なるものがありました。こも?子供のころよく見た「むしろ」みたいなやつだ。これで囲めば簡単そうです。でも798円で結構高い…。
翌日コメリに行って、「こもとかいうやつで、冬囲いできるようなの、ねすか(ないですか)」
「こもだばそどさあるや(こもなら外に置いてありますよ)」
おお!そうですか。値段も手ごろでした。とりあえずあるやつ全部購入。32枚。
自分でやってみたら…いいんじゃないでしょうか。うまくいきそうです。
さらにダイユーエイトへ行って、あるやつ全部購入。19枚。これでとりあえず今年購入したイチジク40本にポポー10本の幼木50本分は手に入りました。
時間が迫っているので、堆肥研究家に応援を頼みます。こういうのは女性のほうが早いしきれいにできます。
二人でやると早い早い!。それにしても、1本1本の堆肥の量、すごいでしょう。腰痛と引き換えによく頑張りました。
昨日一日で、暗くなる前には作業が無事終了。
間に合いましたぜ!