カテゴリリンク

2020年12月29日火曜日

越山農園の決算棚卸

 ~来年の準備~



 新型コロナウイルスが変異しているそうですね。こんなに短期間で…怖いです。

 感染力が高まったけど、ワクチンの効果には影響ないということですが…どうなんでしょうか。


 さらに毒性の強いウイルスに変異するのは、だれが考えたって時間の問題でしょうし、ワクチンが我々のところにも回ってくる頃には、役に立たなくなっている可能性だってあります。


 恐竜は隕石によって環境が激変して死滅したというのが定説ですが、もしかしたらウイルスによって、何千年もかけてじわじわと滅びていったのかも…まさかね。

 

 さて冬季剪定は続きます。


 この枝、たぶんカミキリムシがいます。ほぼ100%の確率で当たるようになりました。

 「スカッ」やっぱり。かなり深くやられていました。


 この場合丁寧に処置するので、1本剪定が終わるまでかなり時間を要します。でも、来年の秋の収穫を夢見て、コツコツ頑張ります。

 ここまで切って、やっと正常になりました。


 私の周りでは、

 「イチジクを植えたけど、ある年突然一斉に枯れてしまった」とか、
 「このあたりではイチジクを栽培してもうまくいかない」あるいは
 「でぎねがらやめれ(イチジクはやめたほうがいですよ)」

 といった話をよく聞きましたが、こういった地道な努力があれば、

 できるんです!


 昨日の夕方、今年最後の堆肥が届きました。


 おお!イチジク区画のそばにローダーが到着。同じ町内の「藤田牧場」さんです。



 バックホーでは私の技術だと低い位置はすくいにくいので、なるべく高く積んでもらいます。


 WAO!


 空いたところにさらに堆肥を運んでもらいます。

 そしてマルベリー区画にも。


 全部でダンプ15台分になりました。


 越山農園の決算上、もちろん「肥料費」で落とすことはできません。顧問税理士(私のことですけど)の指導です。


 棚卸して、在庫に計上しておきましょう。


 えーと、「高さ2.6メートルに幅4.8メートル、長さ15メートルだから…1/2掛けるんでしたっけ?…」


 よくわからないので、まだ使ってないことだし、帳簿棚卸にしておきますか。




2020年12月27日日曜日

冬季剪定開始

 ~まずはイチジクから~

 昨日はゆっくりできたので、今朝は体力も気力も回復。


 研修単位の取得でも…と思いましたが、秋田の冬でこういった天気は珍しいので、



 剪定やっちゃいましょう!


 イチジクエリアです。


 これいきましょうか。かなりいびつになっています。


 3年前に植えた苗は、きれいな樹形を保っているのですが、5~6年前に植えた苗30本くらいは、カミキリムシにやられたり、凍害で根元から切ったのが生えてきたりで、姿形はあまりよくありません。


 でも、こういった苗がかわいいのです。


 イチジクの魔術師が(私のことですけど)、毎年剪定を繰り返すことによって、徐々に樹形を整えてあげますからね。


 交差枝、並行枝は切っていきます。「パキッ!」


 立ち枝も切るんでしたな…パキッ!


 順調にパキッ!パキッ!と枝を切っていきます。「スカッ!」


 ん?「スカッ」ですと。


 こういう手ごたえがない時は、芯が腐りかけています。よく見ると、黒ずんでいました…。たぶんカミキリムシでしょうか。


 黒ずんでいる枝をどんどん切り進んでいくと…いました。カミキリムシの幼虫です。


 監査法人に勤めているときなら、こういったものを見ると「うわ~~っ!」とのけぞってしまうのですが、今は全く平気です。


 鬼滅隊の蟲柱胡蝶しのぶ」さんみたいに


 「おや~~、こんなところに隠れていたんですか~~、いけませんねぇ~」


 などといいながら、冷静にかつ適切に処置していきます。


 これでどうでしょうか…ちょっと切りすぎましたかな。


 イチジクは、樹勢が強いので、いいでしょう。

 切り口に、トップジェントエムペーストを塗って出来上がり。


 昨年は実がたくさん収穫できたのですが、剪定が甘かったので、イチジクが大木化してしまいました。昨年の経験を生かして進めます。


 朝から暗くなるまでの作業でしたが、なかなかはかどりません。


 時間かかりそうですが、あせらずじっくり地道に進めていくのは、私の特技なのです。



2020年12月25日金曜日

ピンクレモネードで勝負!

 ~怒涛の151本~


 綱渡りの1週間がやっと終わりました。


 新型コロナウイルスの影響で基本テレワーク、打ち合わせは訪問と、うまくバランスを取りながら仕事しています。


 今日はクライアント先を3件訪問。


 なにしろ田舎に住んでいるので、私の年齢になると車での長距離通勤が負担になります。ましてやこの時期、渋滞で移動に時間がかかるし、事故のリスクもあります。


 せっかく秋田市に出るからには、効率よくクライアント先を回らなければと欲張るのですが、逆にそれが疲れを増幅させているわけですなぁ。強欲ですかな。


 もう疲れたので、この際明日から来年の11日まで仕事から離れ、冬眠しようと考えていました。

 でも今日さっそく、年明け早めに仕事の打ち合わせ依頼が……


 「あのぉ~……冬眠中なんですけど…」


 来年もこんな感じですかな。


 「勝負の3週間」というのがあったそうですね。勝敗はもう最初からわかっていました。


 「負けに不思議の負けなし!」


 野村克也さんの言葉です。


 負けたからといって、今度は「真剣勝負の3週間」とは……言葉に真剣みがない……なんだか軽いですね。

 なぜ負けたのか敗因を分析し(GO TOや、範を示さない政治家たちの気のゆるみなど)、しっかりと自分なりに対策を取らなくては。


 来年私は「ピンクレモネードで勝負!」です。


 いつも果樹の苗を仕入れている三重県の業者から、私が注文した苗がすべて入荷したとの連絡がありました。


 越山農園に届くのは、来年の4月下旬です。GWに勝負をかけます。


 注文した苗は


 ・ピンクレモネード…74本

 ・それ以外のブルーベリー…47本

 ・イチジク…20本

 ・マルベリー…10本


 の合計151本です。過去最大級の本数!こちらも強欲。


 時間を買うために、基本全て3年物の大苗。


 特にピンクレモネードは、以前拙ブログにも書きましたが、当初はネットで4本しか注文できませんでした。


 業者さんとすぐに直接連絡を取った結果、その後も何回かに分けて、合計40本追加で入るそうです。


 「40本全部ください!くださいったらください!」


 他の皆さんごめんなさい。ピンクレモネードの3年物大苗44本、全部いただいちゃいました。


 後日またHP見てみると、2年ものの苗もありました…


 え~~い!この際追加で30本!


 結局ピンクレモネードは合計74本入手できることになりました。


 この種類はどうやら受粉樹がいるそうで、受粉用に12本。


 マルベリー・イチジクとともに、ピンクレモネードには越山農園の将来がかかっているのです。


 勝敗は…まだ見えませんけどね。




2020年12月21日月曜日

年賀広告

 ~年内の仕事の予定~


 昨日は、最後に残っていたニンニク60個を、黒にんにくにするための作業を行っていました。出来上がるのは来年になります。


 7月に収穫して、炊飯器と保温器合わせて4台を使って途切れることなく作っていたのですが、ずいぶん時間がかかました。

 今年ニンニクはさらに増やして1300個植えてあるので、炊飯器を増やさなければなりませんね。


 そのあとは自宅でのんびり…。小松正衛さんの本を読んでいました。

 そういえば今年1年間、自宅でゆっくり過ごした記憶がないので、1月2日以来ではないでしょうかね?…こういう日が年間30日は欲しいですな。


 今年の1月1日、魁新聞に新年の年賀広告を出しました。どうせ出すならと、最も広いスペースの広告にしました。


 私の広告の隣に掲載されていたのは、某テレビ会社の年賀広告。今年私の顧問先になったのは、全くの偶然です!


 来年はどうしようか迷いました。


 「越山農園」も考えましたが、まだ早いしなぁ…ということで、税理士の弟との共同広告にしました。

 とてもシンプルで、いい広告だと思います。


 一方年賀状。毎年枚数を減らしています。


 今年はもう出すのをやめようかとも思いましたが、さらに大胆に枚数を減らしました…まだ書いてませんけどね。


 今年はずいぶん頑張ったし、最近なかなか疲れがとれないので、年内は今週で仕事を終えるつもりです…たぶん…。


 会計士協会の研修単位40単位(時間)も集中的に取得しなければならし、板澤書房から購入してある古本もたくさん読まなければならないので、年明けの始動も遅くなるでしょう……


 たぶんですけど…。



2020年12月19日土曜日

成仏!

 ~仕事とギターとの三角関係~


 今日は父親の顧問先に帳面を取りに行き、ついでに買い物の手伝いをする日。

 荒れ模様の天気だったため、延期しようと思ったのですが、秋田は晴れていると。


 やむなく車を出したのですが、二つ目の交差点を左に曲がろうとしたら、スリップして車が横に…


 あわや信号待ちで止まっていた車に追突しそうになりましたが、かろうじて回避。


 この時点で引き返すべきでしたね。


 そのまま7号線を進み、左へ曲がっていつもの道へ…この道は風の通り道でした。


 「しまった!」


 と思いましたが、もう遅い。強烈な地吹雪で一瞬にしてホワイトアウト状態。


 前に車がいれば後を追っていけるのですが、自分が先頭です。周りが真っ白で異空間に突入。いったいどこを走っているの皆目かわかりません…「暗流天破」?


 危険なので、その場に立ち止まろうと思いました…関越自動車道の渋滞を思い出します。食べ物は…ない!


 後ろから車がついてくるので、やむなく自分の勘を信じてのろのろ運転。いつも通る道…もう少し行けば、確かコンビニがあるはず。


 コンビニは確かにあったのですが、ほとんど前が見えないので、どこが入り口かわかりません。強引に入ろうとしたところ、「ガツン!」と車に衝撃が。


 どうやら路肩にぶつかったようです…タイヤ大丈夫だろうか?


 もうとても運転は無理なので、引き返そうと思ったのですが、そうすると今来た何も見えない白い空間にまた逆戻り…恐ろしい!


 地吹雪が少しおさまるのを待って、前の車の後をついていきます…しばらく行くと…渋滞…でもホッとしました。3時間かかりましたが無事到着。


 食料の買い出し後、荷物をカートで車まで押していこうとしたのですが、強風でカートが動きません。

 やむなくカートをとりあえずその場において、購入した食料を手で車までもっていこうとしたところ、今度は強風でカートがひっくり返り、駐車場に止めてあるほかの人の車めがけて転がっていきます。


 「まずい!」


 と思ったところ、ほかの買い物客が、カートを止めてくれました。うわ~~!助かった。


 何を書こうとしてたんでしたっけ?…そう…「成仏」でした。


 大前研一さんは以前、「50歳を過ぎたら成仏しろ」といっていました。


 私が9月から非常勤役員を務めている秋田大学では、「県外への移動の禁止と、感染多発地域からの来訪者との接触を原則禁止とする」通達が流れてきています。


 それだけ新型コロナウイルスの感染には注意を払っているわけです。


 今年1年、外食といったらゴルフ場での昼食ぐらいで、それ以外は昼も夜も全く外食しなくなりました。


 旅行や食べ物に関しては、もうすでにこのように「成仏」しているので、


 GO TO何とかには全く興味がないし、高級ステーキだって食べなくてもいのです。


 いまだに成仏できていないのが、仕事でしょうか。


 しかるべき人から頼まれると、「いいでっせ」と気軽に引き受けてしまいます。


 それにもう一つ成仏できていないものが…ギター。


 仕事とギターは、どうやら相関関係にあるようですね。いつになったら成仏できるでしょうか。


 それと…最近気が付いたのですが…いったん成仏したと思っても、復活するのもあるようです。


 それは…。




2020年12月13日日曜日

マルベリーへ堆肥投入

 ~雪が積もる前に少しでも!~


 天気予報から、朝起きるとこうなっているだろうなと思っていました。

 萩も雪をかぶりました。しなっているけど、もう折れないでしょう。

 柿の木もこの通り。

 ただこの雪質では、また融けると思うけど…どうでしょうか。


 一昨日、待っていたピンのハイブリッドが届いたのですが、都合によりゴルフができませんでした。では、一仕事です。


 マルベリーが待っている。


 疲れていましたが力を振り絞り、今年植えたマルベリーへ堆肥の投入です。

 途中で思わぬアクシデントが。

 運搬機のエンジンをかける際に、ぐいっ!と引っ張る、スターターのひもが切れてしまいました…これって、切れるんだ…まだ力が残っていましたか。


 ロスタイムがあったので、暗くなるまでやっても2本だけ残ってしまいました。


 やれるだけやったので、ゆるしてくだにゃい。


 先日、来年の新年度から始まる新規業務の依頼がありました。こちらは公認会計士本来の業務。


 必要とされているのであれば…。



2020年12月12日土曜日

エビデンス

 ~黒にんにくと個人の感想~


 「GO TO トラベルが、新型コロナウイルスの感染を拡大させた」というエビデンスはないそうです。


 いろんな言い方がでてくるなぁ…。


 私はてっきり、国民の命を犠牲にした経済政策だと思っていました。


 個人的には、「人生100年時代」のエビデンスを提示してほしいと思っています。


 「人生100年時代!」


 なんといういい響きでしょう。


 「自分も100年生きられるかも」「だったら、70歳まで働こうか」と思ってしまいがちです。


 でも調べてみると、日本人の平均寿命は、男性で81.41歳。これが短期間で100歳まで伸びるとは到底思えませんが…何か根拠があるのだろうか?


 今後の計画もあるので、ぜひ教えてほしいです。


 でも…思うに、こんな感じでしょうか。


 「過去の統計から推定すると、158年後くらいには平均寿命が100歳に届くという厚労省の試算があるので、必ずしもウソを言っているというわけではないわけであります…以上!」


 みたいな…。


 男性の健康寿命は、71歳くらいです。


 70歳まで働いたら、平均的な男性は、健康寿命の限界まで働くことになるのですが、その先にあるものは…なんでしょうかね。


 こんなことを考えたのも、最近、私が公認会計士試験を目指すうえで大きな影響を受けた、斎藤博明さんがお亡くなりになったのを知って、ショックを受けたからです


 斎藤さんは、超スパルタ式で有名だった東京CPA専門学院の先輩。㈱TACの創業者でもあり、上場までさせた方です。69歳。

 

 いまだに日々の仕事に埋没している自分は、どうなのだろうかと、考えさせられます。


 私の父親は、「黒にんにくって体にいいんだよな」といいながら、私が作った黒にんにくの粒を、毎日2~3個食べています。これです!


 これを毎日食べて、まだ現役の税理士です。すごい!


 私ももちろん毎日食べています。


 本業に、農業にとかなり過酷な日々ですが、幸い今のところ健康です。


 黒にんにくのおかげだというエビデンスはもちろんありません。


 個人の感想ですけどね。



2020年12月8日火曜日

冬支度

 ~こもを巻く~


 確定申告の時期を含んだ、来年1月~3月の間にこなさなければならない仕事日数を数えてみると、どうしても暦の日数が足りません。


 今年は1月3日に仕事をはじめ、2月いっぱいまではほとんど休みなし。3月も忙しかったです。今年はさらに秋田大学への出勤日数などが加わります…乗り切れるだろうか。


 目が悪く、もう細かい仕事はできなくなりました。

 一時的に仕事が減ってもいいので、そろそろ会計監査などの判断業務や質問対応中心へ徐々に仕事を切り替えようと考えています。


 さて、今年は雪が降りません。一昨日もゴルフができました。

 でももう農作業をしている時間がないので、今のうちに今年植えたマルベリーに「こも」を巻いておきましょう。


 堆肥も増えました。これでダンプ8台分。


 
 これにもう3台追加されます。イチジク区画にも4台分。併せて15台分確保。エスペランサ村の農業部門も、来年に向けての準備です。

 また、イチジク等の落葉の回収作業を行わなければなりません。


 普通に考えると、地面に落ちた葉が枯れて養分になるので、そのままでいいと思われがちですが、そうではありません。

 イチジクにとっての害虫が、樹に残った実や落ち葉に隠れて越冬するので、回収して焼くか捨てなければならないのです。


 この作業が大変!


 地面にひざまずきながら落ち葉を拾い、樹に残った実はすべて取ってしまいます。イチジク3本にゴミ袋2つ必要でした…イチジクは95本…マルベリーやポポーも…。ゴミ袋50枚用意したけど足りないかも。


 気が遠くなりそうですが、去年もやったしなぁ。

 

 頑張ります!

 



2020年12月3日木曜日

バックホー 万能なり!

 ~手が勝手に動いた~


 昨日・一昨日と仕事が空いたので、今年植えたマルベリーに堆肥を投入する作業に集中できました。


 こんな堆肥の山を、はじめはスコップと一輪車で運んでいました。


 一昨年からは運搬機が加わりましたが、運搬機に堆肥を投入する作業はやはりスコップで。


 もう腰がもたないので両膝をつき(かっこ悪い…)、腰に負担がかからないよう腕だけで行います…でも限界でした。


 今回はバックホーで。約8か月ぶりくらいです。


 え~~と、左のギアをこちらに動かせば…確かアームがこう伸びて…などと考える間もなく、手が勝手に動いていました。


 はじめはうまく操作できるか心配でしたが、堆肥をバケットで2回投入すれば、もう運搬機がいっぱいになります。


 いやはや…楽ですなぁ。


 今年は秋になっても本業が忙しく、収穫後の果樹の手入れが全くできていません。今月も明日から年内は、土日以外はほとんど仕事で埋まっている状況。


 休みを利用して、せめて今年植えたマルベリーくらいは、周囲の草をむしって堆肥を投入しておかなくては!


 果樹の手入れの遅れが、来年の収穫に影響するのではにゃいかと、タロ君もハナちゃんも心配そうです。




2020年12月1日火曜日

起業編・スタート

 ~物語は新たなステージへ~


 今日から12月。早いですね。

 最近とても疲れていたのですが、一昨日名古屋からとてもいい知らせが届いたので、気持ちを切り替えて頑張ります!



 「整地・開墾編」から「植樹編」と続いたエスペランサ物語。


 植樹編は、来年「ピンクレモネード」という品種のブルーベリー(ブルーベリーといいながらピンクとは…)やイチジク、マルベリーの追加で150本くらい植えると、とりあえずひと段落の見込です…。


 ここ2年くらい「今年で最後」といっていますが、今度こそ最後でしょう…たぶん…新規で農地を取得しなければ…ですが。


 そこで、エスペランサ物語もいよいよ「起業編」へと新たなステージへ移行します。


 越山農園も何とか目途がついたので、来年はいよいよ本格的に販売を開始し、投下資本を回収するのです。

 いつまでも赤字を垂れ流していたのでは、税務署から指導を受けますからね。


 何しろ越山農園には、優秀な顧問税理士と経験豊かなコンサルタントが張り付いています…(私のことですが…)。持続可能な農園を目指していきましょうか。


 ただ一方で、単なる多品種果樹園であってはならないのです。到達点はさらにその先にあります。


 ラジパルでも話したのですが、多品種果樹園自体は珍しいとしても、規模では弘前の森の中の果樹園に負けてしまいます。


 ならば別の特色を…ということで、道路沿いにヤマモミジ・カエデ・ガマズミなど山の樹を植え、庭を造り、公園のようにできたらいいなと考えているのですがね。

 「起業」と「公園」というと相反するように思えますが、きっと神の見えざる手が導いてくれることでしょう。



2020年11月23日月曜日

琥珀色に輝く

 ~さるなし酒~


 世間は3連休のようですね。


 私はというと、昨日は9月決算会社の確定申告書の準備、今日は金曜日の夕方急遽やってきた仕事をこなさなければならず、早起きしています。

 コロナの感染リスクがないのだけが救いですが…今日は確か「勤労感謝の日」…これでいいのだろうか?いぐねっす!


 もうすぐ12月。考えてみると、今年2020年の本業の日数は、2019年より確実に60日は増えていることでしょう。


 ゴルフは今年30回くらい減りました。農作業の日数は数えていないけど、1年は365日でこれ以上増えないので、たぶん減っていると思います。


 来年は、今年受嘱した仕事がフルに入ってくるので、その分だけでもさらに25日は増えます…。新規の依頼もあるかも…。


 秋田駅前から広小路通りにかけては、空き店舗が多いそうですね。


 いっそのこと事務所を一気に拡大路線に変更して、秋田市の広小路あたりに移転し、人を採用して私自身の時間を確保する…という逆療法もありでしょうか…。


 でも、顧問先から事務所に


 「所長いませんか?」


 と電話がかかってきたとき、職員が


 「所長は今農作業で忙しいので…いねっす!


 などと受け答えしていたのでは、事務所の信用がなくなるしなぁ…


 などと、夜はサルナシ酒を飲みながら考えていたのでした…いい色ですね。

 サルナシはキウイを小さくしたような果物で、味はほとんど一緒。


 今年はゲンちゃん農園のGさんが剪定してくれたので、とてもできがよかったです。


 果実酒の中では、サルナシ酒が一番おいしいとネットには出ていました。


 ♪琥珀色に輝く グラスを傾けて


 ♪押し花残るページに 思い出を語る


 私が大学生のころ、こんなCMが流れていましたな。布施明さんが歌っていました。


 「落ち葉が雪に」


 という歌だったでしょうか。


 秋田はもうすぐ雪の季節です。



2020年11月22日日曜日

原木シイタケ

 ~贈答用にどうぞ~


 先日、ラジパルというラジオ番組に生出演させていただきました。

 

 テレビ番組への出演は、生番組は名古屋で2回、また秋田にUターンした当初に、録画ですが、スギちゃん・元祖爆笑王と一緒に秋田杉をPRする番組に出たことがあります。


 (NHKドラマ「監査法人」を制作した際、どこかで出演させてほしかったのですが、こちらはかなわず…。)


 ラジオは初めて。

 話したいことはたくさんあるのですが、限られた時間内でまとめなければならないので、臨機応変に対応する必要があります。とても面白かったです。


 Radikoというアプリをスマホにインストールすると、1週間は何度でも聞くことができるそうですね。さっそく聞いてみました。


 時間にして11~12分。30分くらいやりたかったなぁ…季節のいいときにまた来てください!


 さて、越山農園の収穫は、まだありました。


 原木シイタケ原木なめこです。


 秋田県はシイタケの生産に力を入れていて、生産量は全国でもかなり上位らしいですね。菌床シイタケのようですが、私のところは原木シイタケです。


 榾木は毎年シイタケ用に100本、なめこ用に50本植えていたのですが、今年は仕事が忙しかったのと榾木が手に入りにくくなったこともあり、6年目にしてストップ。


 ただ来年は、ゲンちゃん農園のGさんが掛け合ってくれて入手できそうなので、再開できそうです。


 キノコ区画には時間があるときに頃合いを見て収穫に行くので、手ごろな大きさのものだけ収穫できるとは限りません。中には自分の顔くらいに大きくなったものもあります。


 これは昨日、秋田市まで出かけて届けたシイタケ。


 大きいのはシイタケステーキにして食べてください。


 なめこもそうですが、寒くなってもまだ頑張っているのです。



2020年11月18日水曜日

柿の収穫

 ~晩秋恒例の景色~

 新型コロナウイルスが、冬になればさらに勢いを増すのは容易に想像できました。残念ながらその通りになっています。


 政府の施策に踊らされることなく、自分のことは自分で守らなければなりません。


 さて越山農園多品種果樹園部門です。


 先日イチジク畑の最後の収穫を行いました。よく頑張りましたね。ありがとう。お礼追肥をたっぷり施しますよ。


 収穫の最後はです。


 シンボルツリーとなっている柿の木。


 この柿の木1本から、昨年は約800個、一昨年は約千個収穫できました。でも今年は例年より数はかなり少なそうです…大きいですけどね。


 一部は渋抜きして食べ、それ以外は干し柿にします。



 時間がたつと白い糖分が柿全体を覆ってきます。越山農園ではその柿を「淡雪」と名付けています。


 一方これが、私が4年前に植えた柿の木になった実。


 この実が、


 こうなりました。


 いやはや面白い…実に面白い!


 干し柿の隣には…おっ!唐辛子ですな。


 実はこれがとても辛いのですよ。辛いの大好きな人には、こでらいね(こたえられない)でしょう。


 畑部門では、里芋の収穫が終わりました。収穫の都度、土間に干しています。


 今年の里芋は、特に立派で食べ応えがありますよ。


 畑も後はヤーコンを残すのみ…それにまだ収穫しきれていない落花生も。


 ラジオの取材では、落花生もPRしなければ!