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2022年7月31日日曜日

農業も動かす!

 ~「ジャム工房のら」さんと打ち合わせ~


 本業のほうは、仕事が仕事を呼ぶという好循環で、順調です。


 一方農業のほう。


 原野を開墾して農業を始めて8年目。農地も取得し、今では立派な農家です。


 果樹園のほうは、昨年イチジクを試験的に販売しました。


 私がイチジクを作っていることを知らない床屋さんが、


 「パルテールのタルトでは、イチジクタルトが一番うめっす(おいしいでっせ)」


 というのでびっくり。


 「それ、うちで作ったイチジクなんですけど…」



 といっても…信じてもらえたかなぁ。


 イチジク以外の果樹も、今までの努力が報われたのか、一気に開花。



 特にマルベリーは3年物が急成長していて…



 後手に回ってしまいました。スモモも全く予想外。


 イチジクは、昨年ゆうに1トンは収穫できたでしょう。


 昨年・今年とイチジクの苗木を追加で植え、来年も30本植える予定。


 近い将来、「3万個2トン体制」にしたいと考えています。


 でも、おっちゃんが(私のことですが)この町でイチジクを栽培していることなど、この町の人たちは誰も知らないのよ。


 エスペランサ村・越山農園をこのまま埋もれさせてしまいたくないので…外に向かって活動を開始しましょう。


 さて今回ご紹介いただいたのは、「ジャム工房 のら」さん。

 仙北市の元市長さんのご紹介です。


 仲介してくださったのは、ABSテレビで料理番組に出演されているMさん。


 Mさん、ありがとうございます。打ち合わせは順調に進みましたよ。


 ジャム工房のらさんは、なんと羽後麦酒さんにブルーベリーを納品していて、社長さんとも親しいそうです。


 つながりましたね。


 動かなければ何も始まらないけど、動き出すと早いかも。


 一歩ずつ…



 9月に中旬頃には、いよいよイチジクの収穫が始まります。

 昨年より一歩前へ!

 


 これから「摘芯」と「芽かき」それにカミキリムシの補修をやらなければ。

 


 がんばります。





2022年7月28日木曜日

後日の話ーその1

 ~すったげニンニク大豊作!~



 「この話は後日」と言いながら、その後日の話がなかなか出てこないわけです。


 越麻呂日記といって、日記を名乗っていながら、2週間も投稿を空けてしまうというのはいかがなものか!


 という「いかがなものか問題」を抱えながらも、久しぶりの投稿です。


 さて後日の話その1、越山農園の通称「すったげニンニク」


 昨年の秋、何を血迷ったか青森県産ホワイト6片を約1,500個植えました。


 かなり慣れてきたので、ポイントはわかっています。順調に育っていました。


 茎が枯れてきた時が収穫の時期。



 わが農園では、会計監査手法でいうところの「統計的サンプリング手法」を農業にも適用しています。


 一部抜き取りチェック。どうでしょうか。



 サンプリングから全体を推定します。


 この町に住んでいて、越麻呂とか名乗っている公認会計士に聞いてみましょう。


 で…結論は?…


 「いいんじゃないでしょうか。」

 

 おお!そうですか。 では、一気に収穫しちゃいましょう。



 収穫したニンニクは、一旦小屋に保管。



 実はこの後が大変なのです。

 ナイフで一個一個根を切っていかなければなりません。


 堆肥研究家の指が、どんどん腫れていきます。

 ハナちゃんも応援に駆けつけました。



 がんばれにゃんこ。


 タロ君も心配そうに見守っていました。



 私は…仕事していました…半農全Xなので…スマヌ。

 この借りは、落花生の畝立てで返しましょう。



 時間がかかりましたが、やっと軒下につるすことができました。



 なかなか立派な出来栄えです。



 つるしたニンニクは千個。黒ニンニクにします。



 それ以外は友人知人に分けてあげたり、素揚げや塩コショウで炒めていただきましょうか。

 ビールのつまみにピッタリ!。


 今の時期にしか食べることができない貴重な食べ方で、ニンニク農家の特権なのです。



 さてニンニクを収穫した区画。


 雑草におおわれて大変な状況でしたが、ご近所のKさんが早朝4時半から草むしりを手伝ってくれました。


 おかげさまで、今年も落花生を植えることができました。



 感謝!




 ここ2年くらい植えすぎて収穫が大変だったので、今年は植える株数を減らすつもりだったのですが…

 それでも結局350株くらいあるでしょうか。


 この話はまた後日。


 畑では、ナスきゅうりが採れ始めました。





 いよいよ夏野菜の季節ですなぁ。


 そして畑区画ののポポーも実が順調に生ってきました。



 
 畑区画の無花果




 別の品種のスモモ。




 これらの話も…後日…。




2022年7月15日金曜日

スモモすごい!

 ~収穫が追いつかない…~



 マルベリーはもう終わりました。


 100ℓのビール分と1年間分のスムージー用の「実」は確保できました。


 でも…おそらく収穫できたのは、生った実の1割にも満たないのではないでしょうか。

 来年の課題です。


 ラズベリーも今年はジョイゴールドが順調に実をつけています。

 生で食べて美味しいのは、ブルーベリー以上でしょうね。


 堆肥研究家はこれを


 

 二日で食べてしまいました。私の分は…また採ってきます。


 梅は結局8リットル入りの梅酒の瓶で、シロップも含め20瓶確保。

 梅シロップは美味しいだろうなぁ。



 梅はこれでまだ半分ほどの収穫ですが、後は梅干用です。取り切れないので、友人・知人に分けてあげましょう。


 一方スモモ。



 これはいったいどうなっちゃったんでしょうか。



 今年になって、一気に大爆発。どこから見ても、「実」がたくさん。



 すごいなぁ…誰が育てたの? 


 スモモ酒ってあったっけ?


 仕事がなければ、毎日がさぞかし楽しいだろいなぁ…


 と思うのですが、仕事があっての農業なので…。


 「半農全X」とでも言いましょうかな。


 ねむの木にきれいな花が咲いていました。



 この庭を創った人も、すごいなぁ!

 

 庭の話も、また後日。




2022年7月10日日曜日

新たな戦略

 ~六次産業化を進めたい~


 今月もあずさ監査法人名古屋時代の仕事仲間が応援に来てくれました。とても助かります。


 本来は公認会計士5~6人で行うような業務ですが、少数精鋭ということで。がんばります。


 さて私が仕事で忙しくしている間にも、収穫は待ってくれません。


 畑では1,500個ほどの「すったげニンニク」を収穫しなければならず、堆肥研究家が一人で頑張っていますが…この話は後日。


 果樹園は、ここ8年間の苦労が一気に報われたような勢いです。


 本来であればここで、‘秘奥義‘


 「限界を超えてからが勝負!」


 を繰り出して、一気に勝負をつけたいところですが、今これを出すと、おっちゃんは過労死になっちゃうのよ。


 仕方がないので、


 「倒れない程度に可能な限りやれるだけのことをやる!」


 にしておきますか…あまり変わらないけど…。


 書きたいことはたくさんあるのですが、今日はマルベリーの話。


 マルベリーは8年前に植えたものが2本、4年前が40本くらい。そして3年前が120本。予想外の成長で収穫が手に負えません。

 もうギブアップ状態。


 これで約600個~700個(画像の下にもたっぷり)。



 マルベリーはその日のうちに処理する必要があるのですが、冷凍する前に軸と中の芯まで取って「実」だけにしてから冷凍します。


 実だけで700個から約2㎏になります。


 仕事が終わってからも収穫し、夕食後も11時過ぎまで軸取りの作業を行った結果、とりあえず30キロほど作りました。


 ビールを飲んだ後の作業で、おっちゃんは眠くなってしまうのよ…。



 で、これを…どうするの?


 ジャムだと飽きるし…スムージーだけだとこれだけの量は…


 私の場合「移住して就農」しているわけですが、残念ながらこの町や農業委員会からは、支援・応援・アドバイス・説明といったものは受けたことがありません。


 当面は自力で頑張るしかないのですが、この町には、「越麻呂」とか名乗っている公認会計士がいるそうです。

 相談してみますか…。


 えっ!マルベリービールにしなさいって?…

 ついでに冷凍してあるイチジクもビールにしちゃいなさいって?


 それ…いいですね。


 越山農園だけで六次産業化はできないけれど、第三者との共同での六次産業化もありだと県のHPの資料に書いてありましたな。


 越山農園、会計事務所、羽後麦酒さんと共同で、イチジクビールとマルベリービールを作っちゃいましょうかな。