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2022年9月26日月曜日

みんな大好き!越麻呂の無花果

 ~秋田カントリーでの出来事~


 昨日は久しぶりに秋田カントリーでゴルフ⛳。

 SS会という長い歴史のあるコンペです。


 バックを下ろして車を置き、玄関を通ろうとしたところ、キャディさんに声をかけられました。


 「越麻呂さん、イチジクを作ってるんですか?」


 「おや何で知ってるの?

 パルテールさんイチジクタルトは、私の農園のイチジクを使ってるんですよ!」


 (パルテールさんのイチジクタルトはこちら)


  パティスリーパルテール | Facebook


 「え~~! 私 パルテールのタルト、ファンなんです!」


 ということなですね。なんとびっくり。


 先日の椿台カントリーに続き、秋田カントリーでも越山農園のイチジクが広まることでしょう。


 歩く広告塔!


 地道に広報活動を続けます。


 越麻呂の無花果が美味しいのには、理由があります。


 企業秘密と言いたいところですが、誰も真似できないので、教えちゃいましょう。


 これです。



 完熟馬糞堆肥。




 「ここの土では、何を植えても作物は生らない」


 と、まわりの人に言われたのですが、思考的には簡単なことです。


 ならば土を変えるまで!


 「土そのものを全部入れ替えてしまえばいい」のです。


 バックホーで掘った大きな穴に、完熟馬糞堆肥をどかどか投入し、そこに無花果の苗を植えたのでした。


 そして毎年根を張る秋に、土代わりにたい肥を補充していったのですよ。


 ここまでやっているイチジク農家はいないはず。おいしさの秘密です。


 ガリレオ先生曰く。

 「結果には必ず理由がある」のです。


 最近では、同じ町内の人から、「いちじくを植えたいので、教えてほしい」と言われています。


 にかほの北限のイチジクを超える「井川町産イチジク」


 小さな一歩になるでしょうか。


 


2022年9月24日土曜日

ぶどう初収穫

 ~多品種果樹園の面目躍如~



 「半農全X」で頑張っているので、どうしても暦上の休日も仕事しなければなりません。


 仕事好きだから…いいんですけど…ゴルフももう少しプレイしたいですけどね…。


 昨日は仕事が一段落した夕方4時から、気分転換にぶどうの収穫。


 これが



 こうなりました。



 まぁ出荷はできないけど、来園者に食べてもらえばいいのです。


 植えてからまだ3年目ですが、結構採れました。三種町の元太郎さんたちのおかげです。


 半分しか実がついていないものなどを集めてジャムにしたら、とても美味しいです。

 ぶどうジャム。いいんじゃないでしょうか。


 来年への反省点を忘れずにメモしておきましょう。


 ・早めに袋をかぶせること

 ・早めに収穫すること

 ・遅れたからといって、忙しさを言い訳にしないこと


 今日も午前中仕事。気分転換にポポーでも拾ってきましょうか。


 もうかなり収穫していて、来園者に食べてもらっているのですが、皆さん美味しいと大喜び。

 立派なのが収穫できます。



 これ

 


 大きくないですか?

 誰がこんなポポーを作ったの?…すごいなぁ。


 先日、能代市でドライフルーツなどを作っている「木能実さん」がイチジク園の見学にやってきました。


 大類造園さんのご紹介です。


 イチジクを収穫していたのですが、ぶどうの棚にサルナシがあるのにびっくり。

 ドライフルーツ用にサルナシを探していたそうです。


 サルナシなら、別の場所にたくさんありますよ。


 行ってみると、立派なサルナシの実がたくさん生っていました。


 とても食べきれる量ではないので、今まではサルナシ酒にしていたのです。

 ドライフルーツに役立つのであれば、収穫してください。


 サルナシ山のたろにゃん君も喜んでいますよ。



 サルナシジャムもいいかもね。


 さて、パルテールさんでは、イチジクタルトに「越山農園のイチジクを使っている」と記載してあるとのこと。


 パルテールさんのフェイスブックはこちら。


  パティスリーパルテール | Facebook


 「みんな大好き!越麻呂の無花果(井川町産)」を、どんどんPRしていきたいです。


 おっと!…仕事仕事。




2022年9月19日月曜日

北限のイチジクを超える方法

 ~名案が浮かんだ!~


 先週は連日、友人知人が越山農園イチジクを収穫に来ました。


 「みんな大好き!越麻呂の無花果」です


 ありがとうございます。皆さんに喜んでいただいて、私もうれしいです。


 今日も午前中、顔なじみの3人が収穫を楽しんでくれました。


 熟したいちじくをその場で食べることができます。

 とても美味しいと喜んでくれるので、私も疲れが吹き飛びます。


 秋田県の皆様は、イチジクは甘露煮にして食べるようで、生で食べる習慣はないそうですね。


 ぜひ生で食べるおいしさを味わってほしいと思っています。


 今日はこの後パルテールさんがいらっしゃいます。


 能代市でドライフルーツなどを扱っている「木能実」さんも、今週来てくれます。


 どんな展開になるか、楽しみです。


 さて私は、収穫されていないイチジクを、仕事の合間を縫って、時間が許す限り(夜や早朝に)冷凍しています。


 毎日たっぷり作業したいところですが、なにしろ「半農全X」で…仕事を辞めないうちは無理なので…。


 収穫したいちじくは、一旦冷蔵庫や保冷庫に保管しておきます。

 熟すタイミングをしっかり待って皮をきれいにむいて冷凍するのです。


 今年は9月に入っても連日暑い日が続き、熟してしまうのが早いので時間勝負。


 冷凍したいちじくは、


 ・ジャムにする

 ・パルテールさんにケーキやお菓子などで使ってもらう

 ・まだ話が進んでいませんが、イチジクビールにする

 ・スムージーやジェラートにする

 

 などを考えています。


 先日いらっしゃった秋田市のアクアノンノさんは、越麻呂の無花果で、甘酒を作っているそうですよ。


 いろいろアイディアあるけど、具体化する前にとにかく量の確保が必要です。


 あれ?今日のブログのタイトルなんでしたっけ?


 あ…北限のイチジクを超えるネーミングのことでしたね。


 簡単なことでした。


 「井川町産」


 と入れればいいのです。


 井川町は、にかほより北ですからね。


 秋田県民はみんな知っています。




2022年9月18日日曜日

梅干完成

 ~食糧難時代に備える~



 空はもう秋で、



 わが農園のブルーベリーも、気持ちよさそうです。



 でもまだ日中の気温が高いので、イチジクが早く熟してしまいます。

 収穫が追いつきませんぜ。


 ところで、日本のカロリーベースの食糧自給率は、少し上がって38%だそうですね。

 それにしても低い。


 世界情勢が不安定な中、こんなことでいいのだろうか。心配です。


 私は、朝食はご飯と納豆と味噌汁でOK。

 昼はラーメンかそばかうどん。「一日一麺!」

 夜だって、豆腐と刺身さえあれば文句なし。串カツなどあれば大満足なのです。


 堆肥研究家が30キロの梅の実から梅干を作りました。



  古本や古い壺では、いくら集めても食べていけません。


 でも、これと秋田米さえあれば、来るべき食糧難時代を乗り越えることができるでしょう。


 





2022年9月14日水曜日

下を向いて歩こう

 ~ポポー収穫…というより拾穫~



 イチジクは、昨年は11月の初めまで頑張っていました。


 今年は、9月に入っても暑い日が続いているので実の生長がとても早く、収穫が追いつきません。


 昨日も収穫しながらボー然としていました。


 今年は短期集中で勝負です!


 一方ポポー


 頭の中では10月収穫だとばかり思っていたのですが、もう下に落ちてきています。


 ポポーは収穫のタイミングがよくわからないので、落ちたものを拾っているのですが…

 これでいいのだろうか。


 そして袋をかぶせたままのぶどう

 いつ収穫したらいいのだろうか?


 わからないことだらけです。




2022年9月12日月曜日

今朝のデザート

 ~同じ失敗は繰り返さない~


 イチジクの収穫が始まりました。

 


 今朝のデザートです。



 熟していて、とても美味しいです。


 昨年は9月12日が初収穫。


 カラスが何羽も大きなイチジクの実をくわえて、低空飛行で飛び去って行ったので気が付きました。


 カラスは厄介でした。一昨年もやられました。


 一昨年、最初に思い付いた対策は…


 「カラスに食われる前に採る」という手法。


 それに対してカラスは…


 「食われる前に採られるその前に食う」


 …という新たな戦術で対抗してきたのでした…昨年拙ブログにも書いた通りです。


 ならば私は…奥義で応えます。


 「食われる前に採るその前に食われる前に…」…もうきりがないですね。


 昨年も収穫当初、カラスに食われまくりました。


 ところが、元太郎さんが「テグスを張り巡らす」というカラス対策を行った結果、これは効果てきめん。


 それ以降カラスの被害はありませんでした。正直びっくり!


 今年は早めにテグスを、いちじく園一面に縦横無尽に張り巡らしていただいたので、カラスの被害はありません。


 なるべく無駄なく収穫したいと考えていて、昨日も300個収穫(一つのケース百個)。



 やや若いのは仕分けして、



 玄米保冷庫や冷蔵庫で保管しておきます。在庫として取っておくのです。


 昨年は、カラス被害や収穫できずに熟しすぎて無駄にしてしまったのが、数千個はあったはず。


 丹精込めて作ったイチジク。


 無駄にしたくはないのです。


 なるべく多くの人に、美味しい生イチジクを、安く食べていただきたいと思っています。


 出荷(配達)はしないので…農園まで来てくれると嬉しいです。




2022年9月9日金曜日

趣味を極める

 ~日本でただ一人の領域へ~



 今日、古書店から堆肥研究家宛に、段ボール箱6箱が届きました。


 何でしょうかね?

 

 えっ!これ揃えてるの?



 
 復刻版あるのに…。




 オリジナルがいいのはわかるけど…。

 
 でも…いい趣味ですけどね。




2022年9月8日木曜日

イチジクー初物

 ~完熟!久しぶりの味わい~



 6月から今月まで、監査法人勤務時代の仕事仲間で公認会計士2名が、毎月秋田まで応援に来てくれました。


 自分一人ではとてもできない業務。おかげさまで順調です。


 ありがとね。名古屋のみんなによろしく。


 仕事はこれからしばらくはテレワーク。


 今月どこかで遅い夏休みとして、1週間くらい続けて休みたいところですが…それがなかなかできません。


 昨日帰宅したら、イチジクが待っていました。

 「えっ!もう収穫できたの?」



 今年の初物です。



 去年は12日でした…その前に、カラスが収穫してたけど…。


 今年のイチジク…大きいですね。



 割ってみましょうか。



 うわっ!蜜があふれてきます。


 こういった完熟イチジクは、農園でしかなかなか味わえませんよ。

 いやはや…申し訳ないくらい美味しいです。


 今年のイチジクが大きいのには理由があります。企業秘密ですが…教えちゃいましょう。


 理由は「摘心」「芽かき」


 ・一昨年は必死に「芽かき」しました…大きい。

 ・昨年は…「摘心」も「芽かき」もしませんでした…小ぶりでした。

 ・今年は必死に「摘心」を行いました…大きい。


 物事の結果には原因があるのだと、経験的に理解できます。


 良質のイチジクを作りたいので、来年は…摘心も芽かきも必死に…といきたいところですが。


 今やっている仕事は来年もあるので、忙しいだろうなぁ…


 こちらも手伝ってほしいけど。




2022年9月6日火曜日

堆肥研究家の梅干作り

 ~ほっと一息~



 今日は久しぶりの晴天です。


 私は相変わらず本業で忙しく、日が短くなったせいか帰宅するといつも真っ暗。


 でも、こういう写真を見るとホッとします。



 堆肥研究家がこの晴天を利用して、塩漬けしていた梅を干したようです。



 今年は梅が大豊作。


 (梅とオミナエシ)



 梅酒・梅シロップに続いて梅干。



 平和な一日なのでした。


 私は明日も、秋田県民のために、仕事頑張ります。


 まだまだ志は高いのです。


 


2022年9月2日金曜日

サラカイセンからノウセンへ

 ~319 チープでも 自分で創る おもしろさ~


 越麻呂日記では、以前から「サラリーマン会計士川柳」を投稿していました。


 「サラカイセン」です。


 確か300本くらい投稿したと思っていたのですが、調べてみると318本でした。


 ずいぶん書いたものです。


 もう監査法人を退職して自由人になったので、「サラカイセン」ではなくなりました。


 兼業農家なので「ノウセン」とでも言いましょうか。


 「チープでも 自分で創る おもしろさ」


 319本目、ネーミングやブランディングのことです。


 「おらんち」の畑で収穫された野菜をふんだんに使ったカレーなので、「オランチノカレー」


 いかにもチープですが、自分で楽しんでネーミングしているので、愛着があります。


 越山農園の無花果

 そろそろネーミングを考えなければなりません。


 にかほの無花果が「北限のイチジク」を名乗っていますが、私が栽培している場所は、にかほよりずっと北。


 だからといって、


 「にかほのイチジクが、北限のイチジクを名乗るのは、けしからんではないか!」


 というつもりは、全くありません。もう立派なブランドになっていますからね。


 「北限の桃」にも同じことが言えます。青森県の桃のほうがずっと北ですから。


 では…いい名前はないだろうか?


 ・「北北限のイチジク」だと…なんだか大人げないし、

 ・「極北のイチジク」だと…すごく寒そうだし、

 ・「さいはてのイチジク」だと…なんだか寂しいですね。


 むむむむむ。


 「越麻呂の無花果」


 これだと、仮にほかの人に使われても


 「ああ、越麻呂とかいう公認会計士が作っているイチジクね」


 ということになるので、「んだ豆」のように、ほかの人に使われることはないでしょう。


 昨日、越山農園の、きれいに皮をむいたいいところだけ選んだ冷凍イチジクが、




 いよいよ本格的なプロのジャム工房さんに旅たちました。


 イチジクジャムの試作品を作ってもらいます。


 ジャム工房さんによると、イチジクジャムはとても人気があるので、売り場に置くとすぐに売れてしまうそうです。


 ブランディングが重要になってきます。


 こちらは、チープというわけにはいかないのです。