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2022年11月29日火曜日

干し柿

 ~堆肥研究家の一人作業~



 サキホコレがビールになるそうですね。


 お米がビールに…どんな味がするのでしょうか…飲んでみたいです。


 サキホコレビールは、県と県内4カ所のクラフトビール醸造所が造ったビールのようで、なんと2万6千本。


 テレビや新聞各社が取り上げているし、プロデュースしてくれる方々がいるのでしょう。


 それに対して、わが社の無花果ビールだって、この町に住んでいる越麻呂とかいう公認会計士が、


 「頑張れよ!」


 と声をかけて応援してくれます…。

 それだけですけど…。


 この差は大きいけれど、コツコツ地道に頑張ります。


 お酒の販売免許をまだ取得していないので、まずは年末年始、酒税法の勉強から始めましょう。


 税理士でも酒税法の専門家はほとんどいないようですね。

 自分自身もともと理屈っぽいので、税法は得意です。


 頑張ります!


 さて、昨年は堆肥研究家が右手首を骨折してしまったので、干し柿作りはできませんでした。


 今年、私は何かと忙しかったのですが、堆肥研究家が一人で高枝切りばさみで柿を収穫。


 干し柿をたくさん吊るしました。



 
 これはもう食べごろ。




 おいしそうですな。

 この大きなカキは、8年前わが社で植えた柿。



 立派な柿ですね。

 このあたりではあまり見ない品種ですけどね。


 天気予報ではそろそろ雪が降りそうです。


 そして12月にはいると、私はいよいよ大物の仕事をまとめなければなりません。


 無花果の冬対策を急がなくては!


 あれっ…あと1日しかない…。


 

 


2022年11月26日土曜日

怒涛の冬囲い

 ~最後はケートラのヘッドライトで!~



 昨年と今年購入したピンクレモネードブルーベリーは159本。


 「こも」を巻かなければなりません。


 特にピンクレモネードは、ノーザンハイブッシュ系ではないので、寒さにそれほど強いわけではありません。


 昨年から今年にかけての冬は、雪の量も気温の低さも秋田に移住後最強の冬でした。


 でも、こもを巻いたおかげで何とか乗り切ることができたと考えています。


 用意したひもは、100mの束を7巻。

 700mをほぼ使い切りました。



 今の時期、夕方4時頃には暗くなりはじめ、4時半ころにはあたりが真っ暗で闇に包まれてしまいます。


 時間がもったいない!


 最後はケートラを出動させ、ヘッドライトを点灯させての作業でしたが、無事終了。



 「そこまでしてやらなければならないのか…」

 と、労基の人は言うでしょう。


 来週には雪が降る予報。

 今やらなければならないのです!


 こも巻き作業が終了した日は、夕食後机に向かってメールのチェック。


 さらに一仕事こなしてやっと一日が終わりました。


 これって…もしかして…全農半X


 そういう日もあるのです。


 自分へのご褒美に、高清水の「和賀山塊」「地蔵田」を4本購入。


 酒販店では売っていないので、ネットでの購入になります。


 そして、毎年熱燗の時期にだけ登場するのが、李朝の徳利。



 すでに拙ブログにも何度か登場していますが、毎年少しづつ成長しています。


 磁器ですが、下のほうにうっすらとシミが出てきているでしょう。


 何もわからず「李朝初期でっせ!」といわれて購入したのですが…

 まぁ…初期ではないでしょう。後期でしょうな。


 徳利としては、形的にも量的にも燗酒にはもってこいで気に入っています。


 それに…たとえ後期だろうが、あと400年も使われれば立派な骨董品になりますよ。


 これでたまった疲れを癒すのです。



 で…いちじくの冬対策は…どこまで進んでいるの?


 えっ?…


 考えないようにします。





2022年11月22日火曜日

ピンクレモネードの手入れ

 ~ピートモスを使い切る~



 今年はあまり自分自身でブルーベリーピンクレモネードの手入れができませんでした。


 すまなかった!

 1年分手入れしてあげましょう。


 ピンクレモネードとブルーベリーで確か185本前後あるはず。


 今日現在のピンクレモネード



 まだしっかり紅葉しています。


 昨年植えたばかりですが、3年物の苗とは言え立派に育っています。



 植える際に花がたくさんついていたのですが、目先の実よりも将来のことを考え、幹や枝を太くすることを優先。


 花はすべて落としました。


 それがよかったのかも。急がば回れ!です。


 手入れはまずピンクレモネードとブルーベリー1本1本、幹の周り半径70センチほどの雑草を、サンカクホウと素手でむしっていきます。


 50ℓ入りのピートモス鹿沼土それぞれ100袋ほど用意していたので、それを混ぜあわせて土を作り、補充していくのです。



 今後5年間くらいはピートモスの補充が必要ないくらい、たっぷりと与えました。


 これは秋田の冬対策でもあります。根を守るのです。



 コツコツ1本1本丁寧に作業を進めます。地道な作業は得意なのです…時間かかるけど…。


 やっと出来上がりました。



 後は「こも」を巻くだけ。


 雪が降る前に…何とか…頑張ります!





2022年11月8日火曜日

酒税法の壁

 ~「ける」のはいいらしい~



 ニンニク…植えていませんでした。


 3日の祝日と土日を利用して、やっとニンニク約1,500個分を植え終わりました。



 3日は土砂降りの雨。

 ずぶぬれでしたが、充実感たっぷり!

 


 ニンニク区画に全面的に新たに堆肥を敷き詰め、越山農園方式の高い畝を立てます。

 

 堆肥はダンプ3台分くらいは投入しましたかな。

 大量の堆肥と雨で、耕運機の車輪が埋まって大変でしたけどね。



 でも、「みんな大好き!越麻呂のすったげ黒ニンニク(ちょっと長いですか)」をもらって喜ぶみんなの顔を思い浮かべながら…


 渾身の力で…頑張りましたよ。


 気が付いたら…きれいな虹がかかっていました。



 リッチーブラックモアを思い出したのでした(若い人達は、知らないだろうなぁ)。



 さて、羽後麦酒さんに送ったビール用の無花果

 早速仕込みが始まったようです。



 12月初めにはできる予定です。

 問題は…酒税法


 お酒を販売するというのは、かなりハードルが高いのです。

 もちろん私には酒販免許がありません。


 どうするのよ!



 自分なりにいろいろ販売のアイディアを考えました。

 でも法律の壁があり、なかなかクリアできません。


 販売できない場合…自分で全部飲むしか…タラ~~リ…汗。


 え~~い!300本くらい…自分で飲んじゃいましょう…と、思ったのですが…。


 「けるのはなんとだすか?(人に無償であげるのはどうなんでしょうか?」


 (※「ける」というのは「蹴る」ではなく、秋田弁でいうところの「人に無償であげる」という意味。)


 と尋ねたところ、どうやら「ける」のはいいそうです。


 「んだすか!(そうですか!)」




 秋田に移住してきて9年目に突入。

 当初自分でも考えられないくらい、仕事も農園も極めて順調に推移してきました。


 今回は販売できないので、お世話になった皆様方に、お礼の意味を込めて何本かお配りすることにしましょう。


 12月中旬には、マルベリービールも仕込む予定で、合わせて600本作ります。


 でも、これだけで満足するわけにはいきませんね。


 秋田県のHPを見ても、県は農業の六次産業化を推進しています。


 この際、「酒販免許」「酒の卸の免許」も自力で取ってしまえば…道は開けるのですが…。


 公認会計士や税理士が、酒販免許や卸の免許を取ったなどと聞いたことないしなぁ。


 忙しいけど…ここまで来たら…行けるところまでやってみますか。


 10年後、吉田拓郎さんみたいに


 「あ~面白かった!」


 と言えるように。