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2025年3月25日火曜日

包括外部監査の報告書提出

 ~いよいよ農作業開始!~


 本日佐竹知事に包括外部監査の報告書を提出し、概要を説明しました。

 その後意見交換。


 県議会議長と監査委員の方々にも同様の報告を行い、令和6年度の県の包括外部監査が終了しました。


 秋田県内の公認会計士の担い手不足問題があり、任期が1年延長になりましたが、法律的にはこれ以上継続できないので、いったんここで終了となります。


 初年度は農業政策、2年目は人口減少問題、そして今回は産業雇用政策と、いずれも重要なテーマを正面から取り上げました。


 監査法人勤務時代の仕事仲間である公認会計士2名の応援もあり、いい仕事をすることができたと思っています。



 さて、一昨日の日曜日からいよよ農作業開始。


 昨日からはチームGのメンバー3名が合流し、無花果の剪定が始まりました。


 この二日間、私は無花果の挿し木作りの作業に専念。


 昨年、忙しくて剪定枝をしばらくほったらかしにしてしまい、17本挿し木を行った時にはすでに遅し。


 剪定枝は乾燥しきっていたのです。

 完全な失敗に終わりました。


 この大バカ者!(私のことですが…)


 そのため今年、無花果の苗木を30本も購入する羽目になりました。


 もう同じ失敗は繰り返したくありません。

 剪定後すぐに挿し木の準備を行いました。


 立派な剪定枝がたまるので、私も延々と挿し木作り…


 気が付いたら、158本になっていました…。



 まぁ、全部うまくいくと思うほど自信家ではないのですが、少なくとも50本くらいは根付いて、立派な無花果の苗木ができることでしょう。


 購入した3年物の苗よりも、剪定枝で作った苗のほうが、この環境に合っているからか成長が早いのはすでに経験済み。


 この広い農園に、無花果を植えて植えて植えまくるのです。






2025年3月18日火曜日

アタス

 ~始まらない農作業~



 昨日が農作業開始予定日でしたが、終日冷たい雨…


 今日こそはと朝窓を開けると、雪景色…



 これでは無花果の剪定は無理ですね。




 ピンクレモネード区画もダメですか。




 やむを得ず書類の整理等を行っていました。


 一方堆肥研究家は、自室に閉じこもっています。


 何をやっているのかと思ったら…



 先日段ボール箱で送られてきた古雑誌の整理のようですね。



 いつの間に…



 アタス??



 いや、スタアですか…。



 昭和8年から13年の映画雑誌とのことです。




 表紙のスタアたちは、パステルで描かれているそうですよ。




 保存状態もいいようで…わおっ



 何冊?…えっ!…103冊…ですと!



 いい趣味だと思いますけどね。


 鉅鹿よりずっといいかも…。







2025年3月14日金曜日

SOLD

 ~売れてしまった鉅鹿の盃~


 いろいろ調べたり連絡をとってみると、鉅鹿の出土品で盃に使えそうな作品が、東京都内の古美術店のところにあるのがわかりました。


 何しろ大河の氾濫で土砂に埋もれ、800年ほどたってから出土したものです。


 土銹まみれだと使えないし、美しくなければ飾っておくこともできません。

 ここはやはり実際の作品を見て確認しておく必要があるでしょう。


 すぐにでも東京に行きたいところでしたが、仕事がまだ終わっていなかったので、一段落するまで我慢我慢。


 県から依頼されていた業務に関する報告書が印刷に回り、ようやく仕事にめどがついたので、古美術店に連絡して見ました。


 「鉅鹿まだありますか?」


 「ああ…鉅鹿ね。

 先日お客様がお見えになって、買っていってしまいましたよ!」


 「なっ!…なんですと!」


 …あり得ない…。

 私の鉅鹿への想いが届かなかったとでもいうのでしょうか…


 古美術商は言います。


 「そのお方はとても研究熱心な方でしてね、なんでも…突然鉅鹿のことが気になりはじめたそうですよ」


 「あんな発掘品のどこがいいんですかっ! 

 今すぐ取り戻してくだニャンコ」


 普段冷静な私も、珍しく逆上してしまいます。


 「そういわれてもねぁ…そこまで言うなら…

 あなた様が購入金額に少し上乗せして、そのお方から買い取られたらいかがでしょうか」


 「いったいどこのだれなんですか…

 その鉅鹿の盃を買った人というのは! ハァハァ」


 「北のほうから来たといっていましたよ。 名前は…なんとかまろ…

 確か…越麻呂とか言っていましたがね…」


 えっ!





2025年3月8日土曜日

猫の手

 ~もうすぐ無花果剪定開始~


 14日に県から依頼されている業務の報告書を印刷に回すので、今日はこの後最終チェック。


 猫ちゃんの手でも借りたいところですが、猫ちゃんの手は…??


 押入れの布団の中ですか…



 
 この状況じゃ無理ですね。

 1人で頑張ります。


 来週秋田大学への出勤と会計監査の通常業務をこなせば、本業はしばらく休み。


 17日からはいよいよ無花果の剪定を開始します。


 「楽農生活」のはじまりなのです。





2025年3月3日月曜日

雪解け水は流れ三日月湖へ

 ~水害対策の参考例~



 最近鉅鹿の話題ばかりでしたね。

 鉅鹿についてはまた後日。


 昨年の秋、福岡造園さんが作ってくれた庭。

 小山を作り、アオダモ等の山の木を植えていただきました。



 実はこの庭、一工夫してあります。


 最近ようやく雪解けが進んできました。



 ようやくですが…



 雨が降れば雨水が、雪が融ければ雪解け水が




 

 小山に沿って作った小さな川に流れていきます。





 流れた雨水や雪解け水は、自宅の周りに掘ってある小川を通り



 ビオトープとして作ってもらった三日月湖へと流れていくのです。



 三日月湖へたまった水は



 徐々に地下に浸透していきます。


 一気に大量の水が流れてきても三日月湖がクッションの役割を果たしてくれるので、水害のおそれは低くなります。


 水害対策の一つの参考例だと思っているのです。





2025年2月27日木曜日

鉅鹿ー魯山人旧蔵

 ~辻清明コレクション~


 もともとは雑誌「陶説」に掲載されていた、青柳恵介さんのエッセイで興味を抱いた鉅鹿


 鉅鹿の人が盃として使っていたわけではないにしても、日本酒を飲むにはぴったりのサイズです。


 雑誌「陶説」にも鉅鹿の盃の写真が掲載されていました。



 この作品には鉅鹿特有の土銹がなく、きれいな白を呈しています。


 調べてみると、まれに洪水による土砂がパック状になり、保護されることがあるようで、この作品もそういった恵まれた作品だったのでしょう。


 一方こちらは雑誌「緑青」に掲載されていた「辻清明コレクション」の鉅鹿。



 右が渓龍山の徳利で、左が鉅鹿の盃。


 話はそれますが、この渓龍山の徳利も、なかなかのものです。


 解説には、魯山人旧蔵と書いてありました。



 拡大して見ると、鉅鹿の特徴である土銹がありますね。



 とても柔らかいクリーム色をしています。


 魯山人さんも辻清明さんも酒豪だったと思うので、この盃もさぞかしおいしいお酒をたくさんいただいたことでしょう。


 このような作品が、ある日突然私の目の前に現れる…などということは、ほとんどないと思いますが…


 「絶対にない」とあきらめていたのでは、仮に類似品が目の前を通り過ぎたとしても、気が付かないで他の人のところに行ってしまうことでしょう。


 いかにアンテナを四方八方に張り巡らせ、諦めないで思い続けるかが勝負の分かれ目。


 思い続けていれば、願いはいつかかなうものだと信じているのです。

 

 




2025年2月24日月曜日

今朝の雪景色

 ~たろにゃん君もびっくり~



 今朝窓を開けるとまたしても雪。



 見ている分にはいいけど…除雪しなければなりません。

 バックホーを出動させました。


 おや!たろにゃん君の登場です。



 すごい雪だにゃんこ…



 タロ君の小道も雪に埋もれています。



 いつになったら春は来るのだろうか…