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2023年9月22日金曜日

多品種果樹園のエールシリーズ第4弾

 ~ブラックベリーエールは200ℓで!~


 今週は、毎日秋田市まで出勤でした。


 移動時間の1日2時間ががもったいないですがね。


 通常より1時間早く起床して、無花果の収穫を行います。

 一通り収穫を終えてから出勤。ご苦労様です!


 毎日150個くらいは収穫できますが…今年は水不足の影響のためか、例年よりかなり少ないです。


 でも、堆肥研究家が頑張って、朝・夜とイチジクの冷凍作業を行ってくれています。


 今月中には、無花果エール200ℓ分(60㎏)の作業が完了するでしょう。

 ご苦労様です!


 さてブラックベリーエールの話に進展がありました。


 Ⅰ. 無花果エール

 Ⅱ. マルベリーエール

 Ⅲ. 無花果エール改良版


 に続く、果樹を利用したエールシリーズ第4弾になります。


 今回は一気に今までの倍の200ℓを仕込むことになりました。




 今年収穫したブラックベリーは、40キロほど冷凍してあるので、十分でしょう。


 100ℓは越麻呂ブランドで、100ℓは羽後麦酒さんのブランド。

 使用するブラックベリーは、すべて越山農園産(井川町産)になります。


 いいんじゃないでしょうか。


 仕込む日は11月1日の予定!

 年内には味わうことができると思います。


 多品種果樹園の強みを、地道に発揮していきたいです。


 名古屋にも送るでね!





2023年9月16日土曜日

生きていたポポー

 ~だから果樹園は面白い!~



 何度も書きますが、今年の夏は異常でした。


 7月下旬から約40日間ほとんど雨が降らず、しかも名古屋でも経験したことのないような連日の高温でした。


 水やりは早朝2時間に夕方2時間で、幼木だけ。使用したじょうろは、10ℓ入り21個。


 無花果などの成木には水やりできませんでした。


 見ていて特に可哀そうだったのがポポー


 だんだん葉が茶色に変色して落葉していきます。

 自分を守るために、まだ硬いうちから実を落としていました。


 このまだ背丈の小さなポポーは、もう完全に枯れ切っていました。



 最後の力を振り絞って実をつけている樹もありました。


 ようやく一雨降って安心したのでしょうか、最近実を収穫できるようになりました。



 大事に食べてあげます。


 そして最近気が付いたのは、もう枯れて死んでしまい、撤去するしかないと思っていたポポーの樹の根元から、新しい芽が吹きだしていることです。



 これには感動しましたね。


 ポポーは当初3年物の苗を植えたのですが、成長が遅く、立派な樹になって実が付くまでに5~6年かかりました。


 この新芽が大きくなって実が付くまで、私は何とか頑張りたいと思います。


 一方珍しい品種のマルベリー


 とても立派な樹だったのですが、見たことのないような大きな虫に食い荒らされてしまい、泣く泣くチェーンソーで切りました。



 でも気が付いたら、すぐそばから新芽が出ていました。



 すごい生命力!


 こちらのマルベリーも、根元から切ったのですが、見事復活しました。



 いやはや…うれしいですな。


 このいちじくは、昨年春に剪定枝から挿し木で育て、秋に植えたもの。

 


 3本植えましたが、3本とも立派に育っています。


 もう時間を買うために3年物の高価な苗を購入する必要はありませんね。


 これだから…果樹園は止められない!





2023年9月15日金曜日

ドライ無花果製造開始

 ~食品乾燥機をフル稼働させよ!~


 今朝、朝もやの中のマルベリー園



 シャッターチャンスを逃しましたが、雰囲気だけでも少し。



 公認会計士・税理士として、昨年の実績で210日分の仕事をこなしています。

 常勤の勤め人とほぼ同じくらい。


 重い仕事が多いので、充実感たっぷりです。


 今年の夏場の水やりは、仕事の遅れにもつながり、さすがに堪えましたね。

 取り戻さなくては…。頑張ります!


 日中は仕事等で忙しいので、農作物の加工作業は、早朝及び夜中になります。


 もちろん堆肥研究家も同様で、今も台所で無花果エール用の作業を行っています。

 よく働くなぁ…。


 赤トウガラシ



 ニンニクのスライス(ガーリックチップ)の乾燥作業で、



 開始が少し遅れましたが、昨日からドライ無花果の製造を開始しました。


 こちらも堆肥研究家による夜中の作業。


 ストロボ撮影で画像はあまりよくありませんが、ぜいたくにも半切りした無花果を乾燥させます。



 11月上旬にかけて約4千ピース作り、真空パックにして保存しておくのです。


 昨年とても評判がよかったので、その気になっちゃいました。





2023年9月12日火曜日

小振りだなんて言ってごめん

 ~李朝の徳利と比べてみた~


 今年の夏は、経験したことのない暑さと水不足に襲われています。


 果樹に関しては、梨やぶどうは小振りだと聞いていました。


 リンゴは色が付かなくて、ジュースにするしかないものもあると新聞に出ていました。


 わが農園の無花果も、きっと量は少ないし大きさも小さいんだろうな…と勝手に思っていました。


 でも…中にはこんな立派なものもあります。



 どうでしょうか。


 愛用している李朝の徳利と、どっちが大きいか比べてみました。



 徳利のほうが大きかったです。

 


 遊び心が大事なのです。





2023年9月10日日曜日

みんなよく頑張ったね!

 ~無花果収穫開始~




 越山農園では、無花果が収穫できるのは、9月上旬から11月上旬までの約2か月間です。


 収穫が終了すると同時に後片付けと翌年の準備を開始。以後10か月間かけて育てていきます。


 収穫は楽しいですが、育てるのは大変。

 特に今年は、カミキリムシの被害がひどく、とても苦労しました。


 必死に作業している最中は、


 「こぉ~んなに苦労して…わが農園の無花果は、わしが一人で全ぇ~ん部食べるのだぁ~~」


 と思ってしまいます…とても食べきれませんがね。


 大変だったのは、むしろ無花果本人だったと思います。


 昨年から今年にかけての冬は、氷点下6℃~9℃の日々が続きました。


 北東北では育てられないと言われている無花果にとっては、かなりの負荷がかかっていたはずです。


 でも、何とかこの寒さをクリアしました。

 幼木には、こもをしっかり巻いていましたからね。


 また、カミキリムシ被害の補修作業の最中に、豪雨災害が発生し、一部の無花果は倒木の下敷きになりました。


 その後は約40日間全く雨が降らず、しかも連日の高温・日照り状態。

 苦しかった!


 幼木にはローテーションで、21個のじょうろを使い、よたよた歩きながら水を与えていましたが、成木には水やりできませんでした…


 すまなかったっ!…心苦しかった…。


 そしていよいよ収穫時期をむかえ、元太郎さんたちのおかげでカラス対策は万全でした。


 しかし、カラスが近寄らないことをいいことに、今度はムクドリの大群が連日飛来してきます。


 どうすんのよ…。


 毎日毎日…困難との戦いですが…ようやく無花果の収穫が始まりました。


 今年は水不足で全体的に小振りだし、昨年よりは数は少ないですが、この自然環境の中では十分です。


 今年の無花果には愛着があります。

 一個一個大切にして食べてあげましょう。


 今日の午後にはパルテールさんが収穫にやってきます。


 もうすぐお店に、越山農園産の無花果タルトが登場することでしょう。





2023年9月2日土曜日

ブラックベリー40㎏収穫

 ~暑いさなかでも頑張る!~


 現在二つある業務用冷凍庫


 中で保管しているものを定期的に払い出していかないと、満杯になってしまいます。


 今年の無花果は、深刻な水不足の影響で、大きさも量的にも昨年並みというわけにはいかないような予感がしています…わかりませんが。


 自分ではもうこれ以上のことはできないので、後は自然に任せるしかないです。


 それでも来年の無花果エール200ℓ用などのために、少なくとも2千個は冷凍しておく必要があります。


 今月には無花果の収穫が始まるでしょうから、冷凍庫を整理しておきましょうか…

 ということで、扉を開けてみると…


 なんと、冷凍ブラックベリーが入っているジップロックのL版が、山のように積まれているではありませんか。


 おそらく40㎏はあるでしょう。


 昨年私がコツコツ冷凍した無花果は、約100㎏。


 こんな小さなブラックベリーで40㎏というのは、もうかなりの量です。

 しかも大粒!


 堆肥研究家が毎日暑いさなか、せっせと収穫して洗って丁寧に拭いて冷凍したブラックベリー。


 年内にはブラックベリーエールの材料として投入予定です。


 きっと美味しいビールが出来上がることでしょう。


 果物を利用したビールは、私としては一過性の話題作りで終わらせたくはないのです。


 継続することが大事なのです。




2023年9月1日金曜日

NHKテレビ「ニュースこまち」に登場

 ~堆肥研究家自慢のミニトマト~



 今日は夕方から1時間半ほど、名古屋の公認会計士2人と、来週の仕事に向けてズーム会議を行っていたので…


 私は観ることができなかったのですが…。


 NHKテレビの「ニュースこまち」の投稿動画に、わが農園のミニトマトが登場しました。



 テレビでは、わが農園のトマトを食べた佐藤さんが、


 「こんなに甘いトマトは、今まで食べたことがない」


 と、コメントしていました。


 わが農園では、基本的に畑は堆肥研究家の担当です。



 ミニトマトには、畑を始めたころからこだわっています。



 小さな種から育て、自分の身長を超えるくらいに育ちます。

 しかも美味しい!


 自然の力はすごいです。