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2020年11月23日月曜日

琥珀色に輝く

 ~さるなし酒~


 世間は3連休のようですね。


 私はというと、昨日は9月決算会社の確定申告書の準備、今日は金曜日の夕方急遽やってきた仕事をこなさなければならず、早起きしています。

 コロナの感染リスクがないのだけが救いですが…今日は確か「勤労感謝の日」…これでいいのだろうか?いぐねっす!


 もうすぐ12月。考えてみると、今年2020年の本業の日数は、2019年より確実に60日は増えていることでしょう。


 ゴルフは今年30回くらい減りました。農作業の日数は数えていないけど、1年は365日でこれ以上増えないので、たぶん減っていると思います。


 来年は、今年受嘱した仕事がフルに入ってくるので、その分だけでもさらに25日は増えます…。新規の依頼もあるかも…。


 秋田駅前から広小路通りにかけては、空き店舗が多いそうですね。


 いっそのこと事務所を一気に拡大路線に変更して、秋田市の広小路あたりに移転し、人を採用して私自身の時間を確保する…という逆療法もありでしょうか…。


 でも、顧問先から事務所に


 「所長いませんか?」


 と電話がかかってきたとき、職員が


 「所長は今農作業で忙しいので…いねっす!


 などと受け答えしていたのでは、事務所の信用がなくなるしなぁ…


 などと、夜はサルナシ酒を飲みながら考えていたのでした…いい色ですね。

 サルナシはキウイを小さくしたような果物で、味はほとんど一緒。


 今年はゲンちゃん農園のGさんが剪定してくれたので、とてもできがよかったです。


 果実酒の中では、サルナシ酒が一番おいしいとネットには出ていました。


 ♪琥珀色に輝く グラスを傾けて


 ♪押し花残るページに 思い出を語る


 私が大学生のころ、こんなCMが流れていましたな。布施明さんが歌っていました。


 「落ち葉が雪に」


 という歌だったでしょうか。


 秋田はもうすぐ雪の季節です。



2020年11月22日日曜日

原木シイタケ

 ~贈答用にどうぞ~


 先日、ラジパルというラジオ番組に生出演させていただきました。

 

 テレビ番組への出演は、生番組は名古屋で2回、また秋田にUターンした当初に、録画ですが、スギちゃん・元祖爆笑王と一緒に秋田杉をPRする番組に出たことがあります。


 (NHKドラマ「監査法人」を制作した際、どこかで出演させてほしかったのですが、こちらはかなわず…。)


 ラジオは初めて。

 話したいことはたくさんあるのですが、限られた時間内でまとめなければならないので、臨機応変に対応する必要があります。とても面白かったです。


 Radikoというアプリをスマホにインストールすると、1週間は何度でも聞くことができるそうですね。さっそく聞いてみました。


 時間にして11~12分。30分くらいやりたかったなぁ…季節のいいときにまた来てください!


 さて、越山農園の収穫は、まだありました。


 原木シイタケ原木なめこです。


 秋田県はシイタケの生産に力を入れていて、生産量は全国でもかなり上位らしいですね。菌床シイタケのようですが、私のところは原木シイタケです。


 榾木は毎年シイタケ用に100本、なめこ用に50本植えていたのですが、今年は仕事が忙しかったのと榾木が手に入りにくくなったこともあり、6年目にしてストップ。


 ただ来年は、ゲンちゃん農園のGさんが掛け合ってくれて入手できそうなので、再開できそうです。


 キノコ区画には時間があるときに頃合いを見て収穫に行くので、手ごろな大きさのものだけ収穫できるとは限りません。中には自分の顔くらいに大きくなったものもあります。


 これは昨日、秋田市まで出かけて届けたシイタケ。


 大きいのはシイタケステーキにして食べてください。


 なめこもそうですが、寒くなってもまだ頑張っているのです。



2020年11月18日水曜日

柿の収穫

 ~晩秋恒例の景色~

 新型コロナウイルスが、冬になればさらに勢いを増すのは容易に想像できました。残念ながらその通りになっています。


 政府の施策に踊らされることなく、自分のことは自分で守らなければなりません。


 さて越山農園多品種果樹園部門です。


 先日イチジク畑の最後の収穫を行いました。よく頑張りましたね。ありがとう。お礼追肥をたっぷり施しますよ。


 収穫の最後はです。


 シンボルツリーとなっている柿の木。


 この柿の木1本から、昨年は約800個、一昨年は約千個収穫できました。でも今年は例年より数はかなり少なそうです…大きいですけどね。


 一部は渋抜きして食べ、それ以外は干し柿にします。



 時間がたつと白い糖分が柿全体を覆ってきます。越山農園ではその柿を「淡雪」と名付けています。


 一方これが、私が4年前に植えた柿の木になった実。


 この実が、


 こうなりました。


 いやはや面白い…実に面白い!


 干し柿の隣には…おっ!唐辛子ですな。


 実はこれがとても辛いのですよ。辛いの大好きな人には、こでらいね(こたえられない)でしょう。


 畑部門では、里芋の収穫が終わりました。収穫の都度、土間に干しています。


 今年の里芋は、特に立派で食べ応えがありますよ。


 畑も後はヤーコンを残すのみ…それにまだ収穫しきれていない落花生も。


 ラジオの取材では、落花生もPRしなければ!



2020年11月9日月曜日

不思議な現象

 ~物理的に不可能では?~


 いやはや、急に寒くなりましたね。


 これからますます夕暮れは早くなるし、そのうち雪も降るでしょう。


 「テレワークでいいよ!」


 最近目が極端に悪く、雪道の運転にもまだ十分慣れていない私にとって、クライアントからのこのようなお気遣いは、とても心強いです。


 秋田市への車での移動は往復で90分~120分くらい。雪道だとさらに時間がかかります。

 でもテレワークだと通勤時間がその分節約できるので、仕事もはかどるでしょう。


 冬にかけてコロナの感染リスクはますます高まると考えられるので、それを回避することもできます。


 現場でやらなければならない仕事はもちろん現場でやりますが、工夫次第で事務所でできる仕事もあるのです。


 さて昨日実家に行った際、仏壇に線香を上げようとしたら、線香が畳に落ちていました…でもよく見ると…線香が斜めに立っているではありませんか。


 えっ!なにこれ?


 さっそくケータイで写真を撮りました。


 父親に聞いても、全然気が付かなかったといいます。もちろん私も線香にはなんら手を加えていません。


 物理学者の湯川先生は、確か「全ての現象には理由がある」とか言ったはずです。ガリレオ先生は、この現象をどう説明するのだろうか?


 帰りにもう一度見たけれど、線香はやはり斜めに立っていたのでした。


 不思議だ!



2020年11月3日火曜日

Maki'sシリーズ 新作

 ~イチジクのコンポート~



 今の政治を総合的・俯瞰的に判断すると、どうも日本の将来は心配ですね。田舎に住んでいても、視界は常に広げておかなくてはなりませんよ。しっかり注視していきましょう。


 さて越山農園イチジクです。もうシーズンは終わりに近づきました。

 今日はとりあえず100個。取材の時まで元気で残っているだろうか?


 当初今年は5千個くらい収穫できるのではないかと考えていました。根拠は次の通り。


 イチジクの樹は現在95本あります。

 このうち春先に野兎にやられて補修しているのが10本くらい。ほかに10本くらいは、今まで実がついてもなかなか熟さない品種でしたから→残り75本。


 イチジクの樹1本に約200個の実がつくといわれています。

 ただ越山農園のイチジクは大部分がまだ3年生で若いので、100個と見込みました→7,500個


 歩留まり率が80%くらいで6,000個、カラスが500個、熟して採り漏れが500個で、これで5,000個になりましたね。


 どこで間違えたのだろうか…?


 どうやら1本につき100個のところが違っていたようです。140個くらいかな?。それに今までなかなか熟さなかったのが、今年は頑張っています。


 予想よりずいぶん多く収穫できました…税務署はこのブログ見ていませんね。


 この町の人だけでなく、秋田市、三種町、五城目町、潟上市、能代市から友人知人を呼んで収穫していただきました。


 今年は試作品ととらえ、あえて売りませんでした。

 知名度を県内に徐々に広げていく方針です。来年も40本くらい植えるし、いずれ2万個以上は楽に収穫できるはず。来年から本格的に販売したいと考えています。


 にかほの「北限のイチジク」を、いずれ凌駕するのです…こちらがもっと北ですけんね→名前を考えなくては。


 越山農園のイチジクに関する基本方針は、


 「生で食べてもらう」


 です。


 秋田の人はイチジクというと甘露煮で、生で食べることはないようです。


 収穫したばかりの完熟イチジクをその場で食べた人は、皆さんびっくり!。こんなイチジク、食べたことないと。


 それもそのはず。私が試行錯誤しながら、だれよりも丹精込めて作ったイチジクです。

  


 生イチジクに適した品種は、結局「バナーネ」でした。


 ただ、当初どのイチジクがいいのかわからなかったので、多くの品種を植えました。中には生イチジクに適さないものもあるようです。


 越山農園のイチジクに関する基本方針に反するではありませんか!


 「あらよっと!」


 おっ!タロ君すごい!!


 どうだにゃんこ!


 永田町方面からは、「配置転換しろ!」「撤去してしまえ!」という声が聞こえてきそうです。


 でも私は、反対意見ほどよく聞きます。監査法人勤務時代から長年身についているのです。


  ジャムにしてみてくださいと、このイチジクさんは言っていました。

 こちらがバナーネのジャムで、


 こちらが別の品種…たぶんドカロンという珍しい品種です。


 きれいな色ですね。比べてみるとよくわかります。


 そしてこれが、イチジクのコンポート。


 レモン汁と砂糖を入れて煮込むそうです。

 例によって食品添加物は一切使っていません。甘露煮ほど日持ちはしませんが、とても上品なデザートになります。


 Maki’sシリーズの新作なのです。