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2020年11月3日火曜日

Maki'sシリーズ 新作

 ~イチジクのコンポート~



 今の政治を総合的・俯瞰的に判断すると、どうも日本の将来は心配ですね。田舎に住んでいても、視界は常に広げておかなくてはなりませんよ。しっかり注視していきましょう。


 さて越山農園イチジクです。もうシーズンは終わりに近づきました。

 今日はとりあえず100個。取材の時まで元気で残っているだろうか?


 当初今年は5千個くらい収穫できるのではないかと考えていました。根拠は次の通り。


 イチジクの樹は現在95本あります。

 このうち春先に野兎にやられて補修しているのが10本くらい。ほかに10本くらいは、今まで実がついてもなかなか熟さない品種でしたから→残り75本。


 イチジクの樹1本に約200個の実がつくといわれています。

 ただ越山農園のイチジクは大部分がまだ3年生で若いので、100個と見込みました→7,500個


 歩留まり率が80%くらいで6,000個、カラスが500個、熟して採り漏れが500個で、これで5,000個になりましたね。


 どこで間違えたのだろうか…?


 どうやら1本につき100個のところが違っていたようです。140個くらいかな?。それに今までなかなか熟さなかったのが、今年は頑張っています。


 予想よりずいぶん多く収穫できました…税務署はこのブログ見ていませんね。


 この町の人だけでなく、秋田市、三種町、五城目町、潟上市、能代市から友人知人を呼んで収穫していただきました。


 今年は試作品ととらえ、あえて売りませんでした。

 知名度を県内に徐々に広げていく方針です。来年も40本くらい植えるし、いずれ2万個以上は楽に収穫できるはず。来年から本格的に販売したいと考えています。


 にかほの「北限のイチジク」を、いずれ凌駕するのです…こちらがもっと北ですけんね→名前を考えなくては。


 越山農園のイチジクに関する基本方針は、


 「生で食べてもらう」


 です。


 秋田の人はイチジクというと甘露煮で、生で食べることはないようです。


 収穫したばかりの完熟イチジクをその場で食べた人は、皆さんびっくり!。こんなイチジク、食べたことないと。


 それもそのはず。私が試行錯誤しながら、だれよりも丹精込めて作ったイチジクです。

  


 生イチジクに適した品種は、結局「バナーネ」でした。


 ただ、当初どのイチジクがいいのかわからなかったので、多くの品種を植えました。中には生イチジクに適さないものもあるようです。


 越山農園のイチジクに関する基本方針に反するではありませんか!


 「あらよっと!」


 おっ!タロ君すごい!!


 どうだにゃんこ!


 永田町方面からは、「配置転換しろ!」「撤去してしまえ!」という声が聞こえてきそうです。


 でも私は、反対意見ほどよく聞きます。監査法人勤務時代から長年身についているのです。


  ジャムにしてみてくださいと、このイチジクさんは言っていました。

 こちらがバナーネのジャムで、


 こちらが別の品種…たぶんドカロンという珍しい品種です。


 きれいな色ですね。比べてみるとよくわかります。


 そしてこれが、イチジクのコンポート。


 レモン汁と砂糖を入れて煮込むそうです。

 例によって食品添加物は一切使っていません。甘露煮ほど日持ちはしませんが、とても上品なデザートになります。


 Maki’sシリーズの新作なのです。