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2020年1月12日日曜日

会長に相談する

~まずはマルベリー120本~


 昨日の続きです。


 これだけ温暖化が進むと、もともと北東北は栽培には適さないとされながらも、知らずに植えてしまったバナーネという品種のイチジク、何とかなるかも。


 そういえば落花生も、もともとは暖かい地域(静岡が本場)でしか栽培できないので、この辺で作っている人はあまりいないのですが、ためしに作ってみたらとてもうまくいきました。


 どうしたらいいのかわからないくらい収穫できたので、「なんとす落花生(どうすんのよ!この落花生)」と命名しました。


 ただイチジクの場合、3年前のように寒波が続くと、軒並みやられてしまうリスクはあります。「想定外」という言葉は通用しません。リスク管理はしっかりやらなければ。


 では何を植えたらいいのか。


 もう本業が忙しくなってきたので、ラズベリーのようにあまりにも手間のかかる果樹は無理です。会長に相談しましょう。


 「わしら勝手に生きていきますケン会」の会長、マルベリー君です。


 マルベリーは、果樹を植え始めた最初の年、「なんだかよくわからないけど、無農薬でもいいみたいだし、まぁ植えてみっか」といって2本植えました。


 わずか3年ほどで実が採れ始め、4年目からはたった2本の樹から冷凍庫にたくさん保存しなければならなくらい収穫できています。


 しかも申し訳ないくらいほったらかし状態でした。すまなかった。


 マルベリーはブラックベリーと違って生食でもいけますし、ジャムも簡単で果実の食感を楽しむこともできます。容易に加工できそうです。手間もかかりません。


 ということで、昨年最後に植えたのかマルベリー39本でした。


 マルベリーというと桑の木をイメージするらしく、「養蚕でもやるんですか」といわれることもあるのですが、全く違います。果実に特化した品種なのです。


 会長は、快く引き受けてくれました。

 越麻呂のためなら、一肌脱いであげると言ってくれています。今年は堆肥をたくさんあげますからね。


 実はこのマルベリー、最近全国的に注目され始めているのです。


 マルベリーはアントシアニンポリフェノールを豊富に含んでいるうえ栄養価が高いことがわかり、健康にいいということでブームになっています。


 ポポーの時もそうなのですが、私たちは流行の少し前を走り始めているようです。


 大量注文するには苗がなかなか手に入りにくくなっているので、昨年の秋には今年の春に植える予定の苗を120本購入予約。


 歩測した結果、200本くらいは植えられそうなのですが、一人でやるにはこのあたりが限界でしょうか。


 残りの敷地もマルベリーに特化するか、あるいはイチジク(バナーネ)を追加するのか、それともなんとす落花生畑を拡張するのか、ペカンナッツという声もあるし…まだ時間があるので考えましょう。


 出来れば今年中に植え終えてしまいたのですけどね。

 だれか手伝ってくれないかなぁ…。

 
 マルベリーをたくさん植えているという話はあまり聞きません。

 
 いいんじゃないでしょうか。