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2016年4月23日土曜日

個展

~限界を超える前に~


 一昨日JAから届いた150本の苗ですが、なかなか大変です。


 今年は昨年の経験もあり、「穴はより深く、堆肥や腐葉土も多めで丁寧に、しかも植える場所は昨年よりも遠くなっている」ので、とても手間がかかります。


 監査法人に勤務していたころは、「限界を超えてからが勝負!」などと言いながら、無理して体に負荷をかけながら仕事をしていたのですが、今はもうその必要もありません。


 でも当時は「誰か~~がここで~~♪やらね~~ばならぬ~~♪」と、公認会計士の資質として最も重要な「志」も高かったし、ワクワクはしませんでしたが、仕事自体は充実感がありました。仲間たちと議論したり話をするのは楽しかったので、それはそれでよかったのですよ。


 今も、その時に勝るとも劣らぬ精神的な充実感がありますが、なにしろ体がついていきません。足腰立たなくなっても困るので、限界が来る前に休みましょう。




 つい最近、名鉄の友人から葉書が届きました。MSIさんからです(最近三文字が多いですね)。個展のご招待状でした。驚きましたね。


 私が東京から名古屋に移住して、監査法人中央会計事務所から名古屋第一監査法人に勤務先が変わったのは、今からもう32年ほど前ですが、最初に監査でお伺いした名古屋鉄道さんの監査課にいらっしゃったのが、MSIさんでした。それ以来もう30年以上のお付き合いになります。


 MSIさんとはとても趣味が合うのですよ。ギターに骨董に・・・。


 「ヤイリギターの工場に行きませんか」と誘ってくれたのも、「ぎゃるり百草」を紹介してくれたのもMSIさんでした。私のその後の人生が変わりました。


 最初にヤイリギターに行ったときの写真です。2003年7月19日のことでした。








 骨董もそうです。お互い「こんなものを手に入れました」と見せ合いっこや自慢話をしていたのでした。


 骨董の収集家にとって、最終的に目指すべき到達点は、三つあるといいます。


①個展を開く
②美術館に収まる
③骨董雑誌「小さな蕾」「眼の目」に掲載される


 私の場合は幸運にも、「小さな蕾」の2013年2月号(といっても実質新年号)に、「酒の器で新春を~東海地区のコレクターK氏コレクション」というタイトルで、巻頭カラーで掲載されたので、一つの目的は達成しました。


 その私の友人のMSIさんの葉書には、5月28日・29日に名古屋栄メルサ11Fで、コレクション展を開くと書いてあります。


 「負けました」


 MSIさんの今回の個展は、「華麗なる明治七宝」だそうです。


 そうですか、そちらに行きつきましたか。


 今度名古屋に行ったら、見せていただきましょう。