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2014年11月7日金曜日

古材装着

~緊張の時間~
 
 村の集会所の内部造作に関する打ち合わせを行うために、建設現場に行きました。すでに現場には、塗装前ですが古材が5本ほど装着されていました。


 
 最初から古材を用いて建てるのではなくて、一通り出来上がってからの事後的な作業になり、そのためクレーンを使うことができなくて人力なので、大変だったと思います。


 造作の打ち合わせに入ろうとした時、大工さんたちの大きな掛け声が響きました。6本目の装着が始まるようです。緊張の瞬間です。


 地上1.5メートルくらいのところに板が敷いてあり、そこに大工さんたちが5~6人のって、古材を担ぎます。



 
古材を差し込む隙間をギリギリに掘ってあるのでしょう。古材の両端をほぼ同時に挿入していかなければなりません。狙いを定めて挿入します。そして挿入が始まると、大きな木槌で叩きながらはめ込んでいきます。



もう一方も同時にはめ込みます。真剣な表情でかっこいいです。


 無事装着できました。



  この間、時間にして20分くらいだったでしょうか、でも感覚的にはとても長く感じました。


 古材装着の現場を見ることができて良かったです。大工さんに対する感謝の気持ちがしみじみ湧いてきました。