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2014年11月29日土曜日

足場解体と「ねこ」の足場

~借りたかった猫の手の話~

 昨日28日、「村の集会所」の足場が外れました。いよいよ本格的に内装関係の作業に取り掛かるようです。


 足場が外れてから引き渡しまでは、最低1カ月はかかると聞いているし、大工さんだって年末年始のお休みはあるでしょうから、完成引き渡しは年明け1月の中旬くらいでしょうか。ここまできたらもう焦る必要はないので、じっくり作業をしていただきたいと思います。


 堆肥投入は、予算がないので、「ねこ」「蟻さんたち」で行っているのですが、「第一区画」はまだ比較的平らなので「ねこ」でも何とかスムーズに堆肥を運ぶことができました。でも「第二・第三区画は」なかなかそうはいきません・・・というか、このままで「ねこ」を使って作業するのは無理です。


 そんな時、大工さんから思いがけないアドバイスをいただきました。大工さんたちは、蟻さんが「ねこ」で堆肥を運ぶのを見ていたようです。大工さんたちは言います。


 「『ねこ』」を使うときは、地面に板を敷いて、その板の上で『ねこ』を動かすと楽だよ。デコボコしたところで『ねこ』を押していると、体壊すよ」ということでした。そして付け加えます。


 「もうすぐ足場が外れるので、足場の下においてある板をあげるから、その板で道を作ってやったらいいよ」と。


 おお!そうでしたか、確かにそのほうがはるかに楽なはずです。知らないということは恐ろしいとあらためて思いました。大工さんたちに感謝です。足場解体後、さっそく板をいただくことにしました。


 そういえば、知らないがゆえに損をしているということは、世の中にはたくさんあるはずです。そして、それは「税金関係で顕著」だと思います。知らないがゆえに、払わなくていい税金を払っているケースは、おそらく数えきれないくらいあることでしょう。


 私も税金の専門家の一人として、そういう人たちのために役に立つようなことを、これからやっていきたいものです。


 一輪車をなぜ「ねこ」というのか調べてみたところ、面白い話をみつけました。


 建設現場で現場監督が、新米の作業員に「お~い、ねこ持ってこい」と言いました。作業員は「はいっ、わかりました」といって駆けていきます。30分ほどして帰ってきた作業員は現場監督に伝えたそうです。「はいませんでした」と。


きっと「猫の手」も借りたいくらい、忙しかったのでしょう。