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2013年9月20日金曜日

定年

~いつまで働くのか~


 アニメ映画の宮崎監督が引退するそうです。大変ハードな仕事で、しかも映画一本完成させるのに5年ほどかかるということでしたので、72歳という年齢を考えると引退宣言もうなずけるところです。長い間お疲れ様でした。

 私のところに資料があるのですが、ある調査によると「定年まで働きたい」新入社員は34.8%だけで、前年比14.8ポイントの減少だそうです。自分に自信のある人は、どんどん技術や知識を身に付けて、いい条件あるいはより面白そうな仕事に転職しようとするでしょうから、なかなかいい傾向だと思います。

 私のホームコースで、たまに一緒に回るメンバーの中に、心療内科の先生がいるのですが、その方が56歳で仕事を辞めたと言っていました。その話をよくゴルフでご一緒する弁護士の先生に話したところ、「私も引退しようと思っているのだが、なかなか決心がつかない。今年こそ引退しよう」と話していました。

 
 公認会計士の場合は手に職を持っているため、定年はありません。働こうと思えば体力が続く限りいつまでも働くことができます。私のところの「危ない税理士(父親の事ですが)はもう85になりますが、いまだに現役で自分で伝票を起こすところから申告書の作成までこなしています。恐れ入りました。

 思い出してみると、私が公認会計士試験に合格して、監査法人中央会計事務所の東京事務所に就職した時は、同期が13人いたのですが、そのうちの11人は今でいうところの修了考査、当時の3次試験に合格して公認会計士登録してから、ほとんど1年以内に独立していきました。みんなプロ意識があるというか、自分に自信があったのでしょうね。

 昔は55歳くらいが定年でしたが、今では65歳定年が義務づけられています。統計によると、健康のままでいられる平均年齢は、男性の場合愛知県が一番長く、75歳くらいだそうです。65歳まで勤めたら、残りはなんと平均10しかありません。
 仕事が楽しければそれもありでしょうが、仕事をした年数くらいは遊んでいたいですね。一番いいのは、楽しみながら仕事ができることだと思います。


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