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2025年10月10日金曜日

高級ブランド「紅はるか」ですケン

 ~サツマイモの収穫~



 警察がパトカーで、クマへの注意を呼び掛けながら町内をパトロールするという、異常事態になっています。


 サツマイモの収穫時期を迎えているのですが…


 芋掘りは楽しいので、二人で熱中して掘っていると、クマに襲われても気が付かない可能性があります…。


 どうしようか迷っていると、元太郎さんと近くに住んでいる遠藤さんが手伝ってくれるそうです。


 やれうれしや!


 ラジオの音量を上げ、バックホーを導入してエンジンをかけっぱにします。


 クマはエンジン音を警戒して近寄らないのでは?  多分…。


 4人で集中して収穫。

 2時間ほどで、150本ある苗についているサツマイモを掘りました。



 せっかくなので、お礼にいいところを持って行ってください。




 これなんかどうでしょう。



 高級品種「紅はるか」ですケンね!



 ねっとり系なので、焼き芋にピッタリです。





2025年10月5日日曜日

今度は親子連れのクマ

 ~農作業には危険すぎる環境~


 昨日は秋田大学医学部の創立50周年記念講演会フォーラム、式典、祝賀会に出席。


 夜中まで1日がかりでした。


 今日は朝からミニトマトの撤去作業開始…


 といってもあまりにも大変すぎて、昼食もろくに取らず夕方までかかっても、きつく誘引してある2千ほどの紐をハサミでひとつづつ切って外していき、イボダケを撤去するまでで精一杯…


 背丈ほどある苗木の撤去を始めるまでにはいきませんでした。


 この場所にニンニク玉ねぎを植えるのですが、


 この後苗木を撤去し、草をむしり、たい肥を投入して牡蠣殻石灰をまき、耕運機でかき混ぜて畝を作らなければなりません。


 植える準備だけでまだまだ3日以上はかかることでしょう。


 最近過労のせいか体調不良の状態が続いているので、私はもう疲労困憊で限界です。



 そんな中、町内の会合に出席してた堆肥研究家がクマの目撃情報を聞いてきたようです。


 最近近くの公園で頻繁にクマが目撃され、公園にはロープが張られて閉鎖状態。

 有線放送で「クマに注意するように」と毎日流れているので心配していたのですが…


 昨日はわが無花果園のすぐそばにある栗の実が、全部クマにやられたそうです。


 また、そのそばでは親子連れのクマが目撃されています。


 そんなこととは知らず農作業をやっていた私は、なんという大バカ者なのだろうか!


 9月中に第二区画の果樹や無花果の成木の撤去作業に合わせて栗の木も撤去したので、わが農園には今の時期あまりクマが食べるものはないはずですが…


 ポポーや残っている無花果の実もやられているかもしれません。


 もう農作業どころが、まともな社会生活すらできないような環境になってきました。


 本業で十分忙しいのに、わざわざハイリスクな環境で、しかも疲労困憊になりながら農作業を続ける必要があるのだろうか…


 スターバックスで…この町にはないけど…おいしいコーヒーでも飲みながら、読書でもしてのんびり過ごしてはどうか…


 ギターでも弾きながら、学生時代のようにフォークソングを歌っていたい…

 ゴルフも…もっとたくさんプレイしたい…


 

 この後里芋サツマイモの収穫はできるのだろうか…。


 あまりにも危険すぎる!





2025年10月3日金曜日

梅シロップ

 ~黄金色に仕上がる~




 ゴルフ場にまだ茶店というものがあったころ、カウンターの上に四角い透明な容器が置いてあり、中でぐるぐるかき回されているものがありました。


 梅ジュースです!


 一度飲んでみたことがあったのですが、ゴルフをプレイ中の乾いた喉を潤すには絶好の飲料だと思ったのですね。


 ただ値段が高くてなかなか手が出なかったのでした。

 いつか飲みたいだけ飲んでみたい!


 ゴルフ場に茶店がなくなってしまった今、梅ジュースは自分で作ることができるようになりました。


 梅並木の梅を比較的青いうちに収穫し、丁寧に洗います。


 梅酒の便を消毒し、雑菌が入らないようにします。

 雑菌が入ってしまうと、醗酵してしまうからです。


 材料は梅と氷砂糖のみ!

 梅酒用の瓶に、青い梅と氷砂糖を少しずつ交互に入れていきます。


 後はたまに瓶を傾けて馴染ませ、ひたすら待つだけ。


 梅の実の水分がじわじわと表面から出てきて、徐々にたまっていくのがわかります。


 待つこと2か月。梅シロップの出来上がり。


 瓶の中の梅を取り除き、ペットボトルに移し替え、冷やして保管するのです。


 黄金色に仕上がりました。



 非常に濃厚!

 飲むときはコップに氷を入れ、梅シロップを少しだけ入れて炭酸で割ります。


 こでらいね!!(注訳:こたえられない味! 美味しすぎてなんといっていいかわかりません)


  でらうま!!(注釈:名古屋弁でいうところの「どえりゃぁうみゃーでかんわ」)


 夏の農作業には最高ですが…

 問題は出来上がるのが9月ということ。


 去年作ったのがあるから飲めますけどね。


 梅酒はもう一生飲めるだけ作ったので、来年からは梅シロップをメインに作ることにしますか。




2025年9月30日火曜日

お待たせ梅干し

 ~上出来上出来~


 収穫したは、晴天が3日続かないと干すことができません。


 タイミングを見ていたのですが、なかなか晴天が続かないのですね。


 先日ようやく梅干しが完成しました。



 毎年いい梅干しができるのですが、今年は特に出来が良かったそうですよ。


 これと美味しいご飯があれば、当面食べていけることでしょう。



 過労のせいか目の中の毛細血管が切れてしまったようです。


 人前に顔をさらすことができないので、しばらく事務所に閉じこもっていましょうか。


 3日くらい仕事せずに家でのんびりしていたいのですが…


 今週も本業が盛りだくさん…


 週末を含め忙しい日々が続きます。


 




2025年9月28日日曜日

ミニトマトー最後の頑張り

 ~あ~面白かった!~


 ミニトマトハナタロ畑の代表作です。


 堆肥研究家が種から育て、私の背丈を超えるくらいまで成長します。


 畑に植えたのは約150本。


 1本に大量の実をつけるので、150本もあると販売できるくらいの量が収穫できます。


 でも、堆肥研究家はミニトマトの栽培を農業としてやっているわけではなく、楽農としてやっています。


 生業としてではなく、農を楽しむためです。


 収穫したミニトマトをあちこちに配って喜んでもらうのが楽しいわけですね。


 ミニトマトはこの時期になって、最後の頑張りを見せていますが…



 さすがに…もうそろそろ終わりでしょうかね。


 この場所には、この後ニンニク




 玉ねぎを植えなければなりません。


 「みんなに喜んでもらって、あ~面白かった!」


 と堆肥研究家は言っています。


 本来、こういう生活をしたかったのですが…


 どこでどう間違ってしまったのだろうか?


 





2025年9月24日水曜日

劇的ビフォーアフター

 ~マルベリーの剪定~


 これが…



こう




 プルーンスモモなどの第二区画の果樹を撤去する作業と前後して、クマやカミキリムシにやられた無花果の成木を撤去し、更地に戻す作業を行っていました。


 この話はまた後日…


 「後日と言いながら、後日談がなかなか出てこないのはいかがなものか!」


 という「いかがなものか問題」を解決できないのはいかがなものか…という意見もあるのは承知しているのですが…忙しいのです。


 無花果の撤去が一段落したので次はマルベリーの剪定ですが、これがなかなか大変。


 マルベリーはピークで162本ありました。

 その後諸般の事情で一部撤去したとはいえ、おそらく現在は140本くらいはあるはず。


 実をとるために樹高を抑えていますが、もともとは大木になる木で、わが農園でもすでに1本1本が4~5メートルくらいの高さまで枝を伸ばしています。


 これを一人で剪定していたら、朝から晩までやったとしても1週間くらいはかかるでしょう。


 仕事ができない…


 「もう実をとるのはあきらめるから、君はもう好きなだけ大きくなっていいよ」


 マルベリーはもう大木にして、景観を楽しむだけにしようかなとも考えていたところ、元太郎さんが農園の様子を見にやってきました。


 マルベリーの剪定を手伝ってくれるといいます。


 「おお! そうですか!!!」


 チーム元太郎さんたちの剪定作業が始まりました。




 1本1本手際よく作業が進んでいきます。


 例えば、これが…




 こうなります。




 この高さだと、来年実を収穫することが可能です。


 しかも、葉が密集していると風が通りにくく、虫が大量発生してしまいますからね。


 人のために、ここまでやってくれる人たちは、そんなにいません。

 とても助かりました。


 私が一人で背負い込んでやっていたら、


 「農業なんかもう撤退だぁぁぁ~~ 俺は仕事に生きるのだぁ!」

 

 と農業は挫折していたかもしれません…


 でも、チーム元太郎さんたちのおかげで、また頑張ろうという気持ちがわいてきました。





2025年9月12日金曜日

更地に戻す

 ~第二区画の果樹撤去完了~


 本業の合間を縫って、第二区画の果樹を撤去していました。


 この区画には、2015年の植樹初年度、スモモ・プルーン・杏・つゆ茜等27本を植えました。






 まだバックホーや運搬機などの機械がなかったころで



 スコップで穴を掘り、一輪車で堆肥を運ぶという




 究極の肉体労働で頑張って植えた区画です。



 思い入れのある果樹たちですが、



 諸般の事情でこの区画の象徴的な木であるスモモ1本を残し



 すべて撤去。


 最終的にはバックホーも使って更地に戻しました。


 「越山農園に行けば、美味しいものが食べ放題だぜ」


 などと、この町のクマたちは情報交換しているかもしれませんが…


 「行ってみたけど…話が違うがね!」


 と、クマたちが認識してくれると助かるのですがね。