~黄金色に仕上がる~
ゴルフ場にまだ茶店というものがあったころ、カウンターの上に四角い透明な容器が置いてあり、中でぐるぐるかき回されているものがありました。
梅ジュースです!
一度飲んでみたことがあったのですが、ゴルフをプレイ中の乾いた喉を潤すには絶好の飲料だと思ったのですね。
ただ値段が高くてなかなか手が出なかったのでした。
いつか飲みたいだけ飲んでみたい!
ゴルフ場に茶店がなくなってしまった今、梅ジュースは自分で作ることができるようになりました。
梅並木の梅を比較的青いうちに収穫し、丁寧に洗います。
梅酒の便を消毒し、雑菌が入らないようにします。
雑菌が入ってしまうと、醗酵してしまうからです。
材料は梅と氷砂糖のみ!
梅酒用の瓶に、青い梅と氷砂糖を少しずつ交互に入れていきます。
後はたまに瓶を傾けて馴染ませ、ひたすら待つだけ。
梅の実の水分がじわじわと表面から出てきて、徐々にたまっていくのがわかります。
待つこと2か月。梅シロップの出来上がり。
瓶の中の梅を取り除き、ペットボトルに移し替え、冷やして保管するのです。
黄金色に仕上がりました。
非常に濃厚!
飲むときはコップに氷を入れ、梅シロップを少しだけ入れて炭酸で割ります。
こでらいね!!(注訳:こたえられない味! 美味しすぎてなんといっていいかわかりません)
でらうま!!(注釈:名古屋弁でいうところの「どえりゃぁうみゃーでかんわ」)
夏の農作業には最高ですが…
問題は出来上がるのが9月ということ。
去年作ったのがあるから飲めますけどね。
梅酒はもう一生飲めるだけ作ったので、来年からは梅シロップをメインに作ることにしますか。