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2023年9月16日土曜日

生きていたポポー

 ~だから果樹園は面白い!~



 何度も書きますが、今年の夏は異常でした。


 7月下旬から約40日間ほとんど雨が降らず、しかも名古屋でも経験したことのないような連日の高温でした。


 水やりは早朝2時間に夕方2時間で、幼木だけ。使用したじょうろは、10ℓ入り21個。


 無花果などの成木には水やりできませんでした。


 見ていて特に可哀そうだったのがポポー


 だんだん葉が茶色に変色して落葉していきます。

 自分を守るために、まだ硬いうちから実を落としていました。


 このまだ背丈の小さなポポーは、もう完全に枯れ切っていました。



 最後の力を振り絞って実をつけている樹もありました。


 ようやく一雨降って安心したのでしょうか、最近実を収穫できるようになりました。



 大事に食べてあげます。


 そして最近気が付いたのは、もう枯れて死んでしまい、撤去するしかないと思っていたポポーの樹の根元から、新しい芽が吹きだしていることです。



 これには感動しましたね。


 ポポーは当初3年物の苗を植えたのですが、成長が遅く、立派な樹になって実が付くまでに5~6年かかりました。


 この新芽が大きくなって実が付くまで、私は何とか頑張りたいと思います。


 一方珍しい品種のマルベリー


 とても立派な樹だったのですが、見たことのないような大きな虫に食い荒らされてしまい、泣く泣くチェーンソーで切りました。



 でも気が付いたら、すぐそばから新芽が出ていました。



 すごい生命力!


 こちらのマルベリーも、根元から切ったのですが、見事復活しました。



 いやはや…うれしいですな。


 このいちじくは、昨年春に剪定枝から挿し木で育て、秋に植えたもの。

 


 3本植えましたが、3本とも立派に育っています。


 もう時間を買うために3年物の高価な苗を購入する必要はありませんね。


 これだから…果樹園は止められない!