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2017年1月28日土曜日

無地刷毛目の皿

~盃に非ず~


 これも「平盃」と言われて購入したものですが、さすがにこれは皿でしょう。


 「盃」と言えば皿よりは高く売れるというのはわかっていたのですが、「白泥」が好きなので購入ました。


 でも結局一度だけお酒を入れて飲んだだけで、酒器としては使えませんでした。


 これも雑器で下手物ですが、白泥がしっかりかかっています。


 横からみるとこんな感じ。



 器全体に白泥がかかっているものを「粉引き」あるいは「粉吹き」と言いますが、これは途中までしかかかっていません。制作当時、白泥は貴重でしたからね。


 途中までかかったのを「無地刷毛目」と言います。


 農作業がまだ始まらないので、骨董の話題を取り上げているのですが、一連の平盃シリーズは、これで終了です。


 雑器ばかりで、申し訳ないのだ。