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2016年2月1日月曜日

北北限のいちじく

~生で食べたいのである~



 秋田市内にある社会福祉法人から、「監査に備えた資料を作成したので見てください」という依頼がありました。対応が早いですね。任せてください。見てあげましょう。


 今日のさきがけ新聞に、「にかほ市が、いちじくを使った料理をいろいろ工夫している」という記事が載っていました。そうですか、私はいちじくが大好きなのですよ。


 名古屋に住んでいた時は、いちじくが出回る時期になると、いつも覚王山のフランテに行って、3~4パック買って食べていました。また退職後は、覚王山にある神社の朝市に行って、これもまとめ買いをして毎日食べていたのです。愛知県はいちじくの産地として有名なようですね。


 ところがこのいちじく、秋田ではなかなか食べることができないのですよ。


 たまにいちじくが売っていても、まず100%近く「甘露煮」用のいちじくです。秋田に移住して1年半になりますが、生のいちじくは昨年3個入りのものを3パックくらい食べたきりです。しかも、名古屋の倍くらいの値段でした。


 これではたまりません。仕方がないので、自分で作っちゃいましょう。ということで、昨年の春、いちじくの苗木を20本植えたのでした。


  はなしをきくところによると、このあたりでは、どうもいちじくの栽培は難しいようですね。近くのリンゴ園農家の方も、いちじくは失敗したといいますし、栽培したけれども、いきなりだめになってしまったという話も耳にします。


 でも実際この町では、家の庭でいちじくを栽培しているところを何件か見かけますし、あたり一面いちじく畑だったところもあるようです。要は、やってみないとわからないということですね。


 いちじくがだめだった原因は、おそらく「カミキリムシ」でしょう。ネットで見ましたが、とても大きくて、強そうです。こんなのにやられたら、全滅でしょうね。


 エスペランサ村では、そのカミキリムシを一度だけ見かけました。ネットで見たまさにその翌日、私の愛するポポーに止まっていたのです。驚くほど大きい虫で、もうほんとにドキッとするくらい衝撃を受けました。


 私は虫は苦手なので、できれば触りたくなかったのですが、これはいけません。気が付いたら思いっきり叩き落として、フミフミしていました。それ以来、毎日果樹地帯を見回ることにしたのですが、幸いそれ以来カミキリムシとは遭遇しませんでした。


 4月に植えたいちじくの苗木は、今のところ順調です。



 拙ブログでは、今まで果樹の話題はあまり書いてきませんでしたが、日照りの日には水を与え、堆肥も何回か補充したおかげで、すくすく育っています。


 にかほのいちじくは、「北限のいちじく」として有名ですが、エスペランサ村のあるところは、にかほより北に位置します。


 うまくいけば、「北北限のいちじく」としてデビューしましょう。