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2015年1月5日月曜日

柿酢

~試作品~


 もうほとんどテレビは見なくなったのですが、「人生の楽園」は今後の参考にというか、同志たちを見ているようで、しっかり見ています。


 番組を見ていてると、とても参考になることがあるのですが、2週間ほど前に放映された番組(再放送でしたが)では、ご夫婦が好きなことを余裕をもってやっていて、しかもそれが地域にも貢献する活動になっていました。


 番組の中で参考になったのは「柿酢」でした。初めて耳にする言葉です。エスペランサ村の周囲の人に訊いても、このあたりでは誰も柿酢は作っていないそうです。

 ちなみに、昨年干し柿をたくさん作ってみたのですが、思わぬ成果を得ることができました。こんな感じ。すでにHPには掲載しましたが、そういえばまだブログには掲載していませんでしたね。



  表面が白いのは、「柿の果糖」が表面にあらわれてきたものです。作った堆肥研究家が自慢していましたが、食べてみたら本当においしかったです。

 では、今度は柿酢に挑戦です。さっそく作ってみましょう。


 まずは柿を採取しなければなりません。このあたりでは、あちこちにたくさんの柿の木がありますが、不思議なことにほとんど実が採られることなく、放置されたままになっているような気がします。

 自分で食べる分しか採らないのか、あるいはこの地方の柿は渋ガキなので、食べるには蔕に焼酎をつけてしばらくおかなければならないし、干し柿にするのも手間がかかるし、ということで、面倒だからそのままにしてあるのか、その辺はよくわかりませんが、お願いすればいただくことはできそうです。


 さっそく夏の草刈りのときの助っ人Fjさんにお願いして、Fjさん宅の柿をいただくことにしました。柿酢は、よく熟した柿を使うそうです。昨年12月28日に柿を採ったのですが、柿酢を作るにはちょうどいい感じに熟していました。冬なので、柿を熟成させる瓶に小蝿が寄ってくることもありません。


 作り方は簡単。「甕」か「果実酒用の瓶」に、軽く表面を拭いた柿を入れます。様子を見ながらときどきかき混ぜていくと発酵して、やがて「柿酢」ができるのだそうです(柿酢を絞るのはちょっと大変そうですが)。


 半年後には結果が出るはずです。うまくいけば、今年はたくさんやってみましょう。